精油の「バイブル」的な一冊。
こんにちは。
アロマに出会って22年。
これまでに私がお迎えしたアロマ書籍のご紹介シリーズです。
(いつの間にシリーズ化したのやら)
前回の書籍紹介で登場した二冊と同じ・・・いやいや、
もしかしたらもっと愛してやまない一冊なのかも?と言うのがこちら。
ガブリエル・モージェイ先生の「スピリットとアロマテラピー」です。
ガブリエル先生は英国IFPA初代会長で、鍼灸師でもいらっしゃいます。
日本をこよなく愛され、東洋医学とアロマセラピーを融合させたパイオニアです。
この本を見つけた時、「これが私のやりたかったことだ!」と嬉々とし、
小躍りしながら丸善のレジに抱えて持っていったことを思い出します。
(実際、小躍りしていたのは心の中だけです)
40種の芳香植物辞典には、それまでになかった精油の知識
(五行分類や気のエネルギー、東洋医学的視点)が網羅され、
その各精油にあてられた占星学の惑星や神話に登場する神々など、
それはもう面白くて面白くて、何度も読み返しては理解を深めていきました。
五行に分類された精油がどのような特徴を持つのか、
その分類方法は?
その性質は?
薬理ではなく「気」で精油を捉えるって??
などなど、興味をそそるコンテンツばかり。
20数年前の初版で購入したのですが、
その当時はまだアロマ自体が我が地元界隈では
「アロマって何?」と言う時代でしたので、
この斬新な切り口の書籍がもう宝物のようでね・・・
東洋医学(陰陽五行論)は中庸を最も重んじます。
最後のコンテンツにある「ブレンディング」では、
やはり「バランスを取り戻す」ということがテーマ。
五行にあてられた五臓と香りと、もっと言えば色で
精油自体の薬理作用ももちろん考慮してのブレンド・レシピの紹介。
この20年ほど、何度も参考にさせていただきました。
東洋医学(陰陽五行論)とアロマセラピー両方に興味のある方なら、
絶対面白いと思います。是非機会がありましたら手に取ってみてください。
もっとこのテーマで勉強できる場はないのかしら?と色々探ってみたら、
なんとガブリエル先生の講座があると言うので受講までしてしまった
「ガブリエル・モージェイ」ファンです笑。
好きなことに対する猛進が止まらない性格です。
その講座のお話はまた別の機会に記事にいたします。