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精油百花 #25ローズマリー

◆ローズマリーの基本プロファイル

【学名】Rosmarinus officinalis
【科名】シソ科
【精油抽出部位】小枝
【芳香】クリアで新鮮、リフレッシュさせる、ハーブ調で樟脳に似ている
【ノート】ミドル
【性質】温・燥
【五行】火
【原産地】地中海地方(アジアが原産とも)
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【化学組成】1,8-シネオール、αーピネン、カンファー、ボルネオ―ル、リモネン、カリオフィレンなど
【作用】抗菌、抗カタル、抗真菌、強肝、強心、強壮、血圧上昇、抗リウマチ、鎮痙、頭脳明晰、抗うつ、通経
【安全性】妊娠中・高血圧症・てんかんの人は使用を控える。

非常に古くから薬草として汎用され、最もよく知られるハーブのひとつ。
特に古代エジプト人が好んだと言われる。
ハンガリー王妃のために調合された「ハンガリアン・ウォーター」に使用されるハーブとしても有名。
精油の香りが強くカンファー臭が最も強いのはスペイン産のケモタイプ。
フランス産のケモタイプは穏やかな芳香。
チュニジア産はユーカリプタスを思わせるような爽やかな香りが特徴である。

《東洋医学的視点》
体の陽気の強壮に優れた作用があり、気血の循環を促す。
刺激性があり、心身の不快感を一掃する助けとなる。
心気を活性化する➡心臓の拍動を強め、動脈血の流れを促す。
心臓の軽度の疲労や動悸、低血圧、手足の冷えに良い作用。
脳の血流量を増加させ、集中力の欠乏と神経衰弱に役立つ➡健脳作用
寒証のカタル性の咳と気管支炎に良い➡去痰作用

◆ローズマリータイプのパーソナリティ
気持ちが若く、若さを保つ秘訣を知っている。
想像力は豊かで楽しい性格。敏感だが頑固なところもある。
安定を好み、安定した環境の中で最も自己を発揮できる。
故に、安定した愛や人生を選ぶ傾向。
高尚な精神の持ち主であるため、若干近寄りがたい雰囲気を持つ。
複数の事をこなす能力に長ける、挑戦することが好きで理想を高く掲げる。

◆サトルアロマセラピー
この精油は霊的防御に使用できるとされる。
朝一番に外界からの影響を受ける前にローズマリーを使用すると良い。
サードアイチャクラまたはブラウチャクラと関係している。

◆ブレンディング
グレープフルーツ、シダーウッド、スウィートオレンジ、ゼラニウム、ペパーミント、マンダリン、メリッサ、ライム

◆特記
「若返り効果」➡ハンガリー王妃が高齢になってからフェイスウォッシュ剤として使用したところ、若々しい外観を取り戻したと言われる。
*ローズマリーは肉の保存に使用されてきたので、このように伝えられる。
ローズマリーという名称は、ラテン語の「ros marinus」から。
「海のしずく」と言う言葉から由来している。
この精油はホメオパシーの薬剤を解毒してしまう事がある。
眩暈にも役立つ精油である。
この精油が適応するのは「冷淡で虚弱」な体質の人
➡自尊心が低く、健やかな強い自我に欠けるタイプに良い。
「心」を強め「神」の力を増して、自己の能力を疑う人の自信と意欲を高める➡スピリットを温め、勇敢にさせる。
「記憶のハーブ」とも言われる。

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