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【仮面ライダー剣】最終回で始が持っていた花束について【アマリリスかグラジオラスか】
どうも、仮面ライダーも好きなサナギケージです🦾😉―☆
またまた仮面ライダー剣についてですが…
今回は最終回で始が持っていた花束は何なのか考えてみました。
一般的にアマリリスかグラジオラスだと言われていますが事典等を活用して考えてみます。
※ネタバレ全開でいきます!
結論から言うと私は「グラジオラス」だと思います。
アマリリスについて
アマリリスはその花の特徴から「輝かしい美しさ」「誇り」「虚栄心」「おしゃべり」の象徴とされています。
「輝かしい美しさ」は華やかな大きな花を咲かせるところから
「誇り」は背が高くすっと伸びた太い茎から
「虚栄心」「おしゃべり」は大きなラッパ状の花から
きています。
また古代ローマの伝説から「内気」「臆病」「純朴」の象徴でもあります。羊飼いの少女アマリリスが花が好きな少年アルテオに恋をする物語が由来になっています。
アルテオは別の女性に好意を抱いていて、その様子にショックを受けたアマリリスは神様に「絶望からお救いください」と祈りました。
神様は一本の矢を送り「その矢で自分の身を傷つけ、好きな人の名前を叫ぶとよい」と告げます。
アマリリスは言われたとおりに体を傷つけると、その血がアルテオの家まで流れていき血の跡に赤い花が咲きました。アルテオはその美しさに見惚れ花をたどっていくと瀕死のアマリリスを見つけて告白しましたとさ。
…という話からきています。うーん、あまり関係ない気がする。あまりリスだけに ボソッ
グラジオラスについて
一方グラジオラスという名前はラテン語のgladius(刀剣)から来ています。
また、英語ではsword lily(剣のユリ)ともいいます。
これらは葉の形状から命名されています。
葉の形状が剣のようであることから「戦い」、葉が固いことから「意志強固」のシンボルです。
また、葉の鋭さから「傷つく心」、18~19世紀頃フランスの政治情勢が不安な時代の悲惨な戦争のことを忘れようという願いが託されたということから「忘却」という意味もあります。
仮面ライダー剣(ブレイド)なのでやはりこっちだと思いラス。
グラジオラス説で考えると
ここからはグラジオラス説で考えます。
花束抱えているシーンの前に始がハカランダで花を植えているシーンがある。花を愛でて育てるのは人という存在だけがなせること。この様子から花は始の人間性の象徴だと考える。
花束を抱えて長寿の象徴イチョウの並木道歩いていくシーンからはそんな人の心を抱えて人として長い時(不老不死)を生きていくという始の「強い意志」が感じられる。でもアンデッドであることを忘れるように人間として生きていこうとすると、剣崎の姿(幻)がふと浮かび始の心に刺さる瞬間がある。そんなメッセージが込められているように見えました。並木道がずっと真っ直ぐ続いているように見える撮り方もアンデッドの始の今後の人生とその生き方を象徴しているようでニクイ演出。
このラストシーンは本当に目頭熱くなります。