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役員決めという最終ミッション

こんにちは。さなぎです。

子ども会(小学校)の総会が終わりまして、いよいよ行事は残すところ卒業式のみとなりました。

通学日数も残りわずか。

6年間。
長かったような、あっという間だったような。

人に救われた時もあるけれど、人に傷つけられた時もありました。
もしかしたら無意識に人を傷つけていたこともあったかもしれません。

でもふとこの6年を振り返ると、何1つ無駄なことはなくて全てが今の自分に繋がっています。

悩んだこと、
迷ったこと、
決めたこと、
受け入れたこと。

母の世界は狭いです。
ましてやプチ田舎において「役員」は避けては通れない出来事。

今回は「役員決め」についてのお話。

役員というとよく騒がれるのがPTAですよね。
仕事も介護も体調も理由には出来ません。みんなが通る道
精神的な理由も理由にはなりません。みんな平等だから

そう。みんながずーっと厄介だと思っているのに、全然変えられない組織。
それが『PTA』。つまり役員です。

変えたら変えたで批判を食らいますしね(経験済)。
その話はまたにしましょう。

地域によって異なるかと思いますが、一般的にPTAというのは”学校がらみ”の役員。
別で”子ども会”が存在すればその役員も存在します。

子ども会はちょっとした組織にもなっております。

町内の子ども会→地区単位→市町村単位と広がっていき、それぞれに役員が存在します。

役員が存在するということは「役が順番に回っていて、大役が回ってくることもある」ということ。

いやぁ、実に奥が深い。要するに押し付け合いですね笑。

さて、なんとか小学校の役員は無事に終えたわたし。
(この数年の情勢によりいろいろと免れました)

中学校はフリースクールに通うため、在籍はするけれど実際には通わない。
もしかして役員はおさらば?”なんて淡い期待を抱いておりました。

が。
そんな簡単に回避できないよねー😂

というわけでモニョモニョとあった役員決めのお話をしようかなと思います笑

結果、回避は出来ました。
皆さんの理解があったことに感謝であります。

誰にも言わずに通いたい

我が家の当初の願いとしては「なるべく外に漏れないように通おう」ということでした。

というのも、私たちの住んでいる地域からフリースクールに通う子は本当にわずか。
中学受験ですらこの地域からはほとんどの子はしません。

地元の中学校に通わないこと”は”普通ではない”のです。

田舎なのでその辺りの偏見といいますか、噂はとっても早く駆け巡ります。

だから本当はごく身近の、ごくわずかな人にだけ伝えて、あたかもどこかの中学に通っているような感じで過ごした方が断然精神的に楽だったのです。

しかし地元の中学校に在籍はする
そうなると今年の役員に伝えないというのは難しい。

ちょうど一緒に小学校の役員をやった方だったので素直にカミングアウトしました。

これは秋の話。

「うちの子ね、来年の入学と同時にフリースクールに通う予定なんだ。
ただ、フリースクールは法律で定められた学校ではないから地元の中学校に在籍はした状態で別の場所に通うという感じになる。出来たらあまり口外せず、ひっそりと通わせたいのだけれどその場合役員ってどうなるかな?」

わたしが役員側なら『おい、めんどくさいのがおるな。どうしたもんか。』です笑
ありがたいことに理解があるお母さんだったので、いろいろと聞き回ってくれました。

人数にカウントされた

今年の役員さんに相談して数日。

「ごめん。なるべく内密に行けないか模索したんだけど、在籍する関係で町の子ども会の人数にはカウントされちゃう。そうなると補助金の関係もあって、名簿には名前を載せないといけないの。つまり役員候補には入らないといけない。個人的には通わないのに役員を受けるのは違和感だから、よかったら役員決めで事情を説明しにこない?」

いやぁ、本当にお手間をかけてしまった…🙇‍♂️

しかもダメだったかーーー😭

というわけで、『在籍=人数にカウント』となりひっそりと進学する計画は失敗(笑)

役員決めか。
小学校は毎年それなりに揉めるから大変かなと思いきや。

中学校は町から学校にしか役員は出さないので1人のみの選考。
来年度の対象者は6人。(基本的には末子の学年が対象)

つまりわたしを除く5人には事情を話さなければならなくなりました。

オーマイガー😂

でも仕方ない。
すぐに切り替えて、文章を練ることに。
しかしすでに役員決め前日。ギリギリすぎる…。

カミングアウトして理解をもらう

どこまでを伝えようか。
何を伝えようか。

一晩考えました。

うん。もうシンプルでいいや!

『息子ですが、春からフリースクールに通います。フリースクールは法的に定められた学校ではないので、地元の中学に在籍して通います。
ただ、通っていない子どもの親が役員をやることがいいのかどうか分かりません。
個人的には免除していただけるならありがたいです。ご意見をお聞かせください。』

イッツシンプル。

結果。

『いいいい!やらなくていいよ!もう帰って大丈夫!頑張ってね!』

え?うそ?いいの?ありがとうーーーーー(泣)

「在籍しているんだから役員対象にカウントするべき」と言われると思っていました。

どうやら息子の苦戦具合は学年では有名。

それに今の時代ですからね。

学校に苦戦しているお子さんをお持ちのご家庭は多いようなのです。

そんな中、あえて違う方向を向いて舵を切った我が家にエールをくれました。

わたし、基本人を信じれないタイプなのですが、悪い人ばかりではないですね。

きっと来年、再来年も説明はしに行かないといけない。

その時は『息子、とっても元気に通っています』の報告でもしつつ、役員回避出来たらいいな(笑)

そんなこんなで実は役員決めが唯一のネックだったのですが、クリア。

良かったーー。

そして2月。

中学校のやりとりが終わりまして。

なんと、PTAに加入しなくていいことに。

内申嬉しさいっぱいです笑"

しかしまだ終わっていませんよ。
10月の役員決めではしっかりそれを皆さんにお伝えしにいく責務がございます。

そこは正々堂々と行ってまいります。

ちなみにですね、すでにわたしが入学説明会にいなかったことはで広まっていたらしく笑

「誰にも知られず別の場所に通う」なんてことは最初から夢物語でした😂

でも考えてみたら何を隠したかったのでしょうか。

世間体?
役員回避のため?
普通じゃないから?

それって自己都合じゃない?

一周回って今のわたしは誇らしく感じておりますので、しっかり周りに伝えるようにしています。
単に心の準備期間が必要だったのかもしれませんね。

いろんなことの目処がつき、着々と準備が整ってきました。

卒業まであと少し。
穏やかに暮らしましょう。きっと未来は明るい✨

今日はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました☺️

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