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ちょっとしたブレイクタイムに「タイトル読書」

最近、大学時代に読んだ本の再読を始めました。

一度読んだ後(中には読んでいない本も)本棚に入って数年間経ったものを引っ張り出しています。いつか読むだろう(読み直すだろう)と棚に入れっぱなしになっていたので、その「いつか」を強制的に作っているわけであります。

かつて、彼女からもらったものを別れた後も捨てられなかった男です、私は。より多くの新しい本との出会いのためにも、ここで本棚一掃キャンペーンを実施です。何かを入れるためには、まず今あるものを出す。お掃除の基本ですね。

今にだからこそ、読めるようになった分厚い専門書もあれば、新入社員時代にお世話になったな、と思い出を想起させる本もありました。

洋服の趣味嗜好が変わるように、本棚も時が経てば並ぶ本を変えていきたいものです。少なくとも「今の自分」を軸にして、目に見えるメインポジションは衣替えをしていこうと思いました。

本の背表紙って、不思議なパワーを持っているもので、本のタイトルが目に入るだけで、アイディアが浮かんでくることがあります。「死ぬ瞬間の5つ後悔」と文字が目に入れば、「ああ、今の自分は後悔しないような人生を生きているだろうか」と数秒思いに耽ったりしています。

そういう意味では、自分にとって大切な「問い」を発する本は、目に見えるところに置いておくのが良いかもしれませんね。部屋に「絶対合格」って書いているみたいな効果があるかもしれません。(何の効果があるのかわかりませんが)

そういえば、以前、聞いた話で、「年末にAmazonの過去購入リストを見直す」ことも面白かったです。年単位で、見れるので、どういった読書歴を辿ってきたのか振り返ることができます。

もちろん、Kindleで表紙を眺めるだけでも、何か発想が広がってくるかもしれません。名付けるとしたら、「タイトル読書」とでも言えるでしょうか。

ちょっとした読書のお話でした。

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