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qingmu_art
3行日記(2024/11/11)
10日に美術展でみた絵で印象的だったものをここに。
2人とも同時期の日本の洋画家。今までは興味が海外のアーティストに向きがちだったけど、多くの日本の洋画家の作品にも目がいく展示構成で、その中で特に印象的だったのが上の2作品。これからは毛嫌いせずに日本の作品も見ていこう。
下にある言葉は藤島武二を調べているときに見つけた「美術家の言葉」というサイトにあったもの。
絵画芸術では単純化(サンプリシテ)ということは最も大事なことと信ずる。複雑なものを簡約する。如何なる複雑性をも、もつれた糸をほぐすように画家の力で単純化するということが画面構成の第一義としなければならない。[……]私も今後努めて、風景を描くにしても、人物を描くにしても一切の余贅なるものを省略し、省略して最後の描かざるべからざるもののみを描いていきたいと思う。
「足跡を辿りて」『美術新論』1930年5月
藤島 武二
私は画家ではないけれど、物の見方として素敵だなと思い、気になったのでここに残しています。