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フワフワドロドロの幽体離脱。足元のおぼつかないその世界で、確固たるものを掴むことができるのか。自分はだれ?あなたはだれ?
「ユウタイノヴァ」 押見修造 全2巻
PAKU★★★☆☆ POKU★★☆☆☆ BLACK★★☆☆☆
ひょんなことから幽体離脱ができるようになった主人公。毎日の様に幽体世界を満喫していた。しかし、幽体世界には幽体世界の関係性や、秩序があった。主人公はその世界で一人の少女をはじめ、様々な人物と出会い、学んでいく。
2巻の終わりは、「第一部完」といった感じで、完結はしていない様子。続きを書いてほしくて、今回紹介した様なもの。
幽体の世界という独特な世界観を描いているのだが、その様子はどこか説得力がある。こうだったら嫌だけど、こうである気がする。そんな世界観。
そして、自分も幽体離脱できるんじゃないかという錯覚も生まれる。しかし、本当にこんな世界ならば、幽体離脱はしたくない。
どこがPAKU★POKUなのか気になる方は読んでみてほしい。納得してもらえると思う。しかし、選り好みしそうな作品。苦手な人は苦手だと思う。もしもこの作品が受け付けられなかったら、押見さん作品は全部ダメかも知れない。
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