Day13:「才能」と「能力」と「スキル」
あまり深く考えずに使っていた言葉が、
すごく気になることってありませんか?
(私はたまにあります)
同じような言葉でも意味が違う。
わずかな違いのようで、
実は大きな違いがあることに気づいて、
ハッとすることがあります。
今回は、
「才能」
「能力」
「スキル」
について考えてみます。
「才能」については、
これまでもたくさん触れてきました。
詳細は以下ご参照ください。
では、一つずつ意味を見ていきます。
「才能」(talent)
物事を巧みに行う、生まれつきの力
a natural ability to do something well
「能力」(ability)
物事を成し遂げることのできる力
何かをするために必要な力全般
someone’s level of skill at doing something
「スキル」(skill)
教養や訓練を通して獲得した力
「技能」と呼ぶこともある
an ability to do something well, especially because you have learned and practised it
土台に生まれ持った「才能」があり、
その上に「能力」がある。
そして、「能力」というのは「スキル」の集合体、
というイメージかなと思います。
ということは、
たくさん「スキル」を学べば「能力」は
アップするはず!?
じゃあどんな「スキル」を学ぶとよいのか?
ここで「才能」に着目。
自分の「才能」を活かせる「スキル」を選ぶ!
なんでもよい訳ではなくて、
効率的・効果的に「能力」を高めるのは、
「才能」をベースに「スキル」を選ぶこと!
目指すのは
「才能」×「スキル」=「能力」
本当にそうだよな・・・と思います。
「スキル」としてわかりやすいのが「資格」です。
「資格」があればうまくいくはず・・・
「資格」があれば大丈夫・・・
「資格」があれば・・・
過去、こんな考えに囚われて、
自分の「才能」を無視して、
「資格」取得ばかり考えていた時期がありました。
「資格」は自信に繋がるし、
「能力」アップにも繋がります。
(できることが増えるのは間違いない)
ただ、「資格」を活かして「能力」を
最大限発揮する(強みにする)には、
「才能」とうまくマッチしている必要があるなと思います。
なので、まずは「才能」を知ることから!!
これは私の中での永遠の課題ですが、
企業では「能力」とか「スキル」が
重視される傾向が強いと思います。
(過去、企業内の育成施策として、
「能力マップ」とか「スキルマップ」とか
能力の見える化を推進したことも・・・)
でも、本当は「才能」を
無視しちゃいけないなと思います。
「能力」や「スキル」は評価に直結する
ひとつの基準になります。
もしかすると評価の良し悪しは、
「才能」を活かせる仕事(業務)が
できているかどうかに寄るのかも。
もっと「才能」にフォーカスできる
組織や仕組みが増えたらいいな、
増やしていきたいな、
と思っています。