電子レンジが壊れたみたい
夕飯を温め直すべく、電子レンジに昨日の残りものを入れてスイッチを押す。しばらくしてレンジが止まったので中のものを取り出す。
まったく温まっていない。
おっかしいなぁ。
きっと充分に温めきれないまま、稼働時間が終わってしまっただけかも。
気を取り直してもう一度レンジに入れてスタートボタンを押す。
2分稼働してみて、カウントダウンがストップするまでジーっと中を見つめていた。きっとこれでホカホカの食事にありつけるはずだ・・・!と期待を込めて取り出すも
まっっっっっったく温まっていない。
これはいったいどういうこと?
ついに電子レンジが壊れたのだろうか?
考えてみれば購入してから少なくとも10年は経っていると思われる。家電製品の寿命とするには充分な年月だ。
・・・ま、いっか。
レンジがなければ鍋で温めればいいし。私はそんなに気にしていない。しばらくはレンジ無しの生活でもいいかと思っている。
しかし、相方が珍しく慌てふためいている。
レンジがない生活なんて!と悲しんでいる。
どうやら温かいご飯が食べたいらしい。
今度の休日にさっそく買いに行く計画を立てている。家電量販店でみつくろって、配達してもらうとなると、届くのはいつか?火曜か水曜か木曜か・・・とカレンダーを見ながらレンジが来る日を想像して待ちわびているのだ。
その様子がおかしくって笑ってしまった。
普段はそんなに細々したことを気にしない人なのだが、レンジが無いと相当困るようだ。
まあ気持ちはわかる。
冷凍ご飯を解凍したり、冷えた残り物を温めなおしたり、何かと活躍しているからだ。むしろ使わない日は無い。
しかし使わなくともどうにかやっていけそうだなぁとも思う。
まぁ、いずれ電子レンジを買うことになるのだが、先々月に掃除機、先月に洗濯機を新調したばかりだったので予算がない。
家電はまとめて壊れる時が来るとは聞いていたが、まさか今年がそんな年になるとはねぇ。この調子だと冷蔵庫や炊飯器も危ないかもしれない。
家電がいつ壊れるかヒヤヒヤしつつ、残り少なくなった今年の日々を淡々と過ごすのである。