なぜ派遣社員になったのか。
今年4月から、初めて派遣社員として働き始めました。
それまでは3回転職を経験し、ずっと正社員(3回目の会社は上場企業)でした。
3回目の転職で最後だと決めていたのに、
コロナ禍なのに、なぜ、正社員から派遣社員になったのか。
理由は、正社員で働くことにうんざり、というか絶望してしまったからです。
前の会社は小さな営業所で人数も少なく
色々な事をこなさねばなりませんでした。
それでも同じ会社で働く同僚や上司が
少しでも働きやすくなれば、と思い
頑張ってきました。
しかし
結果的にその頑張りも
評価にすら値せず
助けてほしいという声すら
まともに聞いてもらえてない、という現実を目の当たりにし、心がぽきっと折れてしまったのです。
ちょうどその頃からだったでしょうか、
動悸が激しくなったのは。
休んで横になってもよくならない。
なんだろ、これは····。
更年期かなと思い、婦人科に行っても問題なし。
心臓に問題が?とも思い、循環器内科に行ってもまったく問題なし。
夫から
「会社のストレスじゃない?」
と言われたものの、
ストレスがない人なんていないでしょうし、
自分ではストレスにはうまく対処できていると思っていました。
それからも動悸はまったくよくなる気配はありませんでした。
今思えば、限界だったんでしょうね、身体も心も。
ある時、
毎日毎日疲れている自分に気がつき
これってなんか、ダメじゃない?と思い始めました。
娘も、大学院卒業後は働くと言っているし、
有休を取ることも困難な会社で
このまま退職まで
ずっとずっと働いて
私には一体何が残る?
いずれやってくる親の介護も考えると、
答えが出るのは早かったです。
それと、夫と娘から言われた事も大きかったかな。
夫からは
「一旦退職して、それからゆっくり仕事を探してみたらいいんじゃないかな」
娘からは
「ママの身体のほうが大事。今度は私が働いて楽させてあげる!」
このご時世に辞めるなんて
なんだか気が引ける気もしていたけど、
辞めるのを前提で考えてくれていて
ありがたかったです。
じゃあ、働きたくない訳ではないから
派遣社員で
自分に合った働き方をしよう。
それが派遣社員になった理由です。
横になってもひどかった動悸ですが
退職後、ぴたっとなくなったのは言うまでもありませんね(苦笑)
あんなにひどかったのに。
夫よ、
貴方の言っていることは
正しかった😁
時々、
なぜ派遣社員を選択したのかを見失いそうになるので、備忘録としてnoteにあげておきます(苦笑)
次回は、派遣社員で働いて思ったことや感じたことを書きたいなと思っています。