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一休さん #26
一休さん。
子どもの頃に一休さんの話は聞いた事があるのではないだろうか。
一休さんは、頭の回転が早く、とんちがきくということで有名である。
一休さんにはこんな話がある。
むかしむかし、一休さんと言う、とんちで評判の小僧がいた。
ある時、一休さんのとんちの評判を聞いて、殿様がお城に一休さんを招き入れた。
そして次のように言った。
「早速だが、そこにある屏風の虎を縛り上げてくれないか。夜中に屏風から抜け出して悪い事ばかりするので、困っておる。」
もちろん、屏風に描かれた絵の虎が出てくるなんて、嘘に決まっている。
しかし、一休さんは次のように言う。
「この虎を縛り上げるために、縄を用意してください。」
そして、家来が持ってきた縄を受け取り、一休さんは殿様に頼んだ。
「それでは、虎を屏風から追い出してください。すぐに縛ってごらんにいれます。」
それを聞いた殿様は、思わず言った。
「何を言う!屏風に描かれた虎を、追い出せるわけがないだろう。」
すると一休さんは、笑って言った。
「では、屏風から虎は出て来ないのですね。それを聞いて、安心しました。いくら私でも、出てこない虎を縛る事は出来ません。」
それを聞いて、殿様は思わず手を叩き.一休さんに感心しました。
こうして一休さんはたくさんの褒美をもらって、お寺に帰った。
頭の回転が早い何とも機転が効く回答である。
一休さんのようなクイズがあるので、次に紹介する。
ある殿様が家来たちに言った。
「この後ろにそびえ立つ江戸城よりも高く跳べた者に褒美をやろう」
すると、家来の一人があることをして褒美を貰った。この家来は何をしたのか?
一休さんのような思考で考えてみて欲しい。
正解は、明日のnoteで発表したいと思う。
柔軟な思考力は、私たちにとって必要な能力である。