井の中の蛙大海を知らず
僕は栃木生まれ栃木育ちの日本人。
大学の4年間は東京で過ごしたけど、
今年の春からは栃木に戻り働くことになる。
22年間、日本で生きているけど、
日本について知らないことしかない。
さらに言えば、栃木に生まれ育ったのに
栃木のことなんて全然知らない。
なんか悲しいな、、、
海外には2回行った。
もちろん楽しかったし、
また行きたいとも思う。
海外では、自分の小ささや
知らなかったことを知ることができて
世界が広がって行くように感じるよね。
でも、思うんだ。
海外に行く度に日本のこと、
全然知らないなって。
せっかく、日本に生まれたんだから
日本のことは全部知りたい。
中田英寿も言っていた
「日本を知り尽くしたプロフェッショナルになれれば面白い」
って。
僕もそんな日本人になりたい。
色々な国にも行ってみたいけど、
死ぬまでに47都道府県は制覇しよう。
「井の中の蛙大海を知らず」
って言うことわざがあるよね。
見聞が狭いとか、広い世界のことを知らないとか言う意味。
日本はいい国だ。
だけど、世界はもっと広くてもっと面白いことがたくさんあふれていると思う。
でも、この言葉には続きがあって
「されど、地の深さを知る」
見えない世界は知ることができないけど、
見えている世界を知ることはできる。
僕が死ぬまでに知ることが出来ることなんて
数あることの中でほんのちょっとのことだけかもしれない。
だったら、生まれた日本のことくらいは
知ってから死にたい。
以前の投稿にも書いたけど
「専門性を高めることで普遍性につながる。」
僕の卒論指導教授が言っていた言葉。
この言葉が僕はすごく好きなんだ。
僕の生き方にすごく似ている気がする。
「僕はきっと蛙だったんだな。」
大海を知ることはできないかもしれないけど
井の中くらいは知ることができそうだ。
「僕はそんな蛙になろう。」
手始めに、栃木のプロフェッショナルになろっかな。