本好きはWebライターに向いていない?陥ってしまう3つの罠
「本を読むのが好きだからWebライターに挑戦したい」このように考えている人はいませんか?
私の個人的主観ですが、本好き=Webライターに全員が向いているとは思いません。
実際に本を読むのが好きで、Webライターに挑戦して失敗してる人も沢山いますし、逆に全く本を読まなくても成功する人もいます。
しかし世の中のイメージでは「本好き=Webライターに向いている」というイメージがあります。
もちろん本が好きな事は良いことですし、知識を深めるために本を読むのは非常に大切です。
それを踏まえて、今回は本好きだからこそ陥る、Webライター失敗についてお伝えします。
本好きは最高の趣味!
最初にお伝えしますが、この記事は本好きを陥れるものではありません。
むしろ本からは様々な知識が吸収できますし、人生を豊かにする娯楽なのは間違いありません。
個人的に趣味が「読書」という人は、めちゃめちゃ印象いいですし尊敬できます...
ちなみにですが、本好きはWebライターとして大成功するポテンシャルを持っています。
むしろライターとして、大成功するには本好きの人が多い印象です。
ただ本が好きだからこそ陥る罠があるのも事実。陥る罠を回避すれば、大成功できるWebライターになるのでぜひご覧ください。
Webと本の世界は全く違う?本好きが陥る罠とは?
本好きが陥る罠は以下の3つです。
構成づくりを間違える
読者の層を見誤る
文章の言い回し
一つずつ解説していきます。
1.構成づくりを間違える
Webの記事は「結論」を書くのが基本です。
最初に結論を書いて、その理由を書いて、最後にもう一度結論を持ってくる...ライターであればだれでも知っている内容です。
しかし本の場合は、結論を先に持ってきません。このギャップが本とWebの差となります。
どうしてWebは先に結論を持ってくる?
Webの記事は、世の中に沢山あふれています。そのため、最初の数行を見て
「この記事は見よう」「この記事は役に立たない」と判断されます。つまり、最初の数行がWebの記事において最も大切な箇所と言えます。
もちろん本の場合も、最初のつかみが大切ですし、そこで読者の興味を引くことが大切になります。
しかし、Webのように数行で判断されるケースは、少ないですし、Webほど気軽に「次の本を読もう」とはなりません。
また本の場合は「後半になると面白くなる」というケースがあります。「最初はつまらなくても、もしかしたら最後は面白いかも...」と思い読み進める読者もいるでしょう。
しかし、Webの場合は、最後に面白くなるケースはありません。つまらないと思われたら、二度と戻ってきません。
本好きの人ほど「最初はだめでも後半面白くなった本もあるし...」と考え、最初数行の重要性がわからない人もいます。
本を沢山読んで、様々なパターンを見てきたからこそ、陥ってしまう罠と言えるでしょう。
2.読者の層を見誤る
Webの世界は、老若男女問わず様々な人がいます。その中には本好きの人もいれば、本を読まない人もいます。
本好きの人は長文でも読むことができ、一つ一つの文章を噛みしめて、物語の世界に入ることが可能です。
しかし私のような、本を読まない層からすると、長文を見るだけで「あ...もう見たくない」と判断します。
つまり、文章を最初から最後まで読まない、私のような人も多くいるのが、Webの世界です。
この話を本好きの人にしたらびっくりされました...
本好きの人からすると「長文でも文章が面白いから最後まで見るでしょう!」という感覚があると思います。
この感覚は、捨てましょう。Webの世界は、思った以上に文章をちゃんと読まない層が多いです。(私も含め...)
最初から最後まで文章を読んでもらえる前提で記事を書かないように、注意しましょう。
3.文章の言い回し
本の世界は作者によって独特な言い回しがあります。これが非常に良いですし、読書の醍醐味にもなるでしょう。
しかしWebの世界に独特な言い回しは必要ありません。
「小学生でも理解できる文章」がWebライターとして、大切な能力と言われています。
本を書く能力と、Webライティングの能力は全く別物です。(目指すところが全く違うので...)
本好きの人は、多くの言い回しや表現の仕方を学んでいるので、Webライターとして有利なのは、間違いありません。
ただ本のように独特な言い回しをしないように、注意しましょう。
また上述した通り、本とWebは読者層が違います。
専門用語や難しい単語は、なるべく使わずに誰でもわかる文章を心がけましょう。
本好きは罠を回避してWebライターとして大成功しよう
本好きだからこそ、罠に陥る可能性があります。ただこれを乗り越えたら、本好きの人はWebライターとして大成功を収める可能性が高まります。
本とWebは全く別世界なのを理解して、文章作成をしていきましょう!