【絶対にダメ!】Webライター初心者が引き受けてしまう地雷案件の特徴
皆さんは「地雷案件」というのは、ご存じですか?
Webライター案件の中には、地雷案件が多く、初心者の方が被害を受けているケースが多々あります。
地雷案件を引いてしまうと、精神的につらい思いをして、今後のライター人生に大きく影響を受けます。
そのため、地雷案件を引かないことが非常に大切です。
今回は地雷案件の特徴や紹介文をお伝えします。1人でも地雷案件の被害者が減りますように...
こんな案件は地雷の可能性が高い!
地雷案件の特徴は以下の3つです。
文字単価が非常に低い
教育やフィードバックを前面に出している
案件に書いていないことを要求してくる
一つずつ解説していきます。
1.文字単価が低い
これは代表的な地雷案件の特徴です。
ライターの報酬は文字単価で決まることが多く、文字単価1円の案件もあれば、文字単価7円の物もあります。
これは、ライターのスキルや経歴、資格などで左右されます。
初心者ライターの場合、いきなり文字単価7円の案件を受けれるケースが少ないため、低単価の依頼をこなしていき実績やスキルを磨いてくのが、一般的な流れとなります。
この流れを利用して、Webライター初心者に理不尽な低単価の案件を依頼するクライアントが存在します。
具体的には文字単価0.1円や0.2円くらいの、ありえないくらい低価格で依頼をします。
仮に1時間2000文字書けるとして、0.1円の単価だと、時給200円になります。こうやって計算すると、いかにひどい案件かわかりますよね...?
しかしWebライター初心者は「実績作りのため」や「ライターの適正相場」が判らなくて、このような低単価の地雷案件を受注してしまいます。
個人的な意見ですが、低単価案件を依頼するクライアントと取引しても、全く良い事はありません。
仮に継続依頼をもらえても、大幅な報酬アップは見込めず、ずっと低単価で執筆しなければいけません。
低単価で依頼をするクライアントは「安くて記事を書けるライター」が欲しいだけなので、単価アップの可能性は低いでしょう。
では、どれくらいの単価から受ければよいのでしょうか?
人によって基準はありますが、0.7円以上であれば、問題ないと私は思います。
0.7円であれば、1時間2000文字書ければ1400円の時給ですし、ライター初心者OKの案件が多い単価帯です。
すぐに受注できるからと言って、低単価の案件に飛びつくのではなく、将来性がある0.7円以上の案件に応募をしましょう。
2.教育やフィードバックを前面に出している
「ベテランライターがフィードバックします!」という案件も、地雷が多いため注意が必要です。
フィードバックをもらうことは、確かに大切ですし、ベテランライターさんに見てもらえれば、自分のスキルアップにつながります。
しかしこの案件は、「フィードバックをする代わりに、低単価で記事を書いてね」とケースがほとんどです。
上述した通り、低単価案件は、時給換算すると最低賃金を大幅に下回ります。この状態だとライターとしてのモチベを継続するのは難しいでしょう。
また、フィードバックが適正にもらえればよいのですが、ベテランライターの能力が低く、適当にフィードバックされるケースも珍しくありません。
そして良いクライアントさんに出会えれば、適正な文字単価でフィードバックをもらえるため、低単価で案件を受ける意味がないのです。
もちろん、中にはしっかりとフィードバックを行い、スキルアップにつながる案件もあります。
こういった案件を受注する場合は、しっかりと情報の取捨選択をして、クライアントを選んでいきましょう。
3.案件に書いていないことを要求してくる
「グーグルドキュメントで2000文字執筆をお願いします!」という案件を受け提出後に、「WPで装飾付きで納品をお願いします」「サムネをCanvaで作成してください」など最初の案件と違うことを言われるケースがあります。
実はこれってライターあるあるなんです...私も経験があり、非常に困ったことをよく覚えています。
なので、このケースは一概に地雷案件と言えませんが、あまりに要求が多ければ注意が必要です。
多少の変更なら良いですが、明らかに工数が増える作業は、金額の追加をお願いしましょう。
もし断られた場合は、追加の依頼をする必要はありません。最初に言われた条件で納品をしましょう。
Webライターとクライアントの関係は対等です。弱気の姿勢を見せると、付けこんで来るクライアントもいるので、しっかりと伝える姿勢を見せましょう。
地雷案件を引いた初心者ライターさんの体験談
地雷案件を引いた方から、エピソードを聞いたので、ご紹介します。
仕事を探している中で、ある案件に出会いました。この案件は、「初心者向け」と書かれており、文字単価が非常に低いものでしたが、
「教育とフィードバックに重点を置いている」という点が強調されていました。当時は経験を積むことに価値を感じていたため、応募することに決めました。
契約後、私は指定されたトピックについて記事を書き始めました。しかし、初稿を提出すると、クライアントからは予想外のフィードバックが返ってきました。
クライアントは、契約書には書かれていなかった追加のリサーチや、特定のフォーマットでの再編集を要求してきたのです。これらの要求は時間がかかるもので、低い文字単価では到底見合わない労力でした。
クライアントに対し、これらの追加作業について話を持ちかけたところ、「これは教育の一環であり、市場の要求に応じて対応できるようになることが重要だ」との回答が返ってきました。
この時点で、教育やフィードバックが前面に出されているというのは、実際には低単価で複雑な作業をさせるための口実に過ぎないと感じました。
私はこのような地雷案件を引いてしまい、ライターをするのが怖くなり辞めてしまいました。
地雷案件には気を付けよう!
地雷案件を引いてしまうと、今後のライター人生に大きく影響します。
初心者の時は、案件が欲しくて焦りがちですが、自分に合ったものをしっかりと見極めてゆっくりとライタースキルを身に着けていきましょう!
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