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スマート ウォッチ(Smart Watch)との生活

GarminのSmart Watch、ForeAthlete 45を友人からいただいた。実は以前からSmart Watchが欲しいなと考えていた。
その理由は、①運動、②睡眠、の2つについて、科学的な側面から見てみたいと考えたからだ。使用し始めてから約2週間が経ちいろいろ面白かったのでまとめてみた。

1、心拍数
 今まで40年近い生活の中で心拍数について意識して生活をしたことがなかった。普段どのくらいか、体を動かすとどの程度変化するのか、病気の時はなど、自分の体のことなのに全く知らない。なんとなく昨日と同じ、1年前と同じ、10年前と同じ、そう信じている。
 Smart Watchは、付けている間、心拍数の収集が可能で、1日の変化、1週間の変化、自分に起こる変化を科学的に見ることができる。

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 隔離生活中のとある一日の心拍数を見てみる。この日は、朝起きて仕事が開始する9時までの間に、食事、風呂、筋トレをした。その影響から他の時間帯と比べ、心拍数は上下に揺れている。また、睡眠時間は非常に安定していることがわかる。
 収集データによると私の安静時の心拍数は55~60の範囲で、睡眠時は50~80、運動はかかる負荷に応じて100とか、120を示してた。
 2週間程度のデータしかないが、安静時や睡眠時の心拍数は、日々安定していて、大きな変化があったときは「体に異変が起きた」と考えていいのだろうと推測できる。

2、睡眠データ
 30代後半に入ったあたりから、ぐっすり寝られた感じがしなかった。疲れが取れたと感じていないのに、起きてしまい、もう少し寝てたかったなとなる。そういう日に限って、昼過ぎに眠くなり、軽く寝てしまう。意外とこの昼寝がものすごくリフレッシュになる。
 さて、こんな日々を過ごしていくうちに、自分の睡眠ってどうなの?ちゃんと寝ることができるの?となる。

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 隔離生活中のとある日の睡眠の様子である。10:43に睡眠開始となっているが、実際は11:30頃かと思う。朝は05:00頃に起きているので、記録上起床時間が06:05となっているが、実際はレムと表現されている紫の部分には起きている。睡眠時間となっている10:43から06:05については、iPhoneの睡眠スケジュールや操作の有無が少し影響しているように思う。
 睡眠中の動きについては、前後の動き方と比較すると差が出ている。子供を持つ親であればわかると思うが、小学生以下の子供たちの寝相は非常に悪く、寝ていると蹴られたり、乗っかってきたりと一緒に寝るのが嫌になるくらいだ。記憶にある寝相が子供たちを思い浮かべてしまうせいか、自分は寝相かいいのだなと思ってしまう。
 こうやってデータで見てみると、深い眠りがほとんどなく、動きも少ないなというのがわかり、このあたりの変化も今後継続的に見ていくと、良く寝れた日、寝られなかった日の比較ができるようになって面白そうだ。

3、ストレス
 誰しもが日々ストレスを受け、感じ、発散しているのだと思う。実際に何をもって「ストレス」としているのか?
 正直、私はストレスについてよくわからない。実際に感じているのか、感じていたら何かあるのか。口から「ストレス」と発するが、その実態が何かと言われると、私と同じようによくわからないという人が多いのではないだろうか。

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 どのような測定方法かわからないが、ストレスについてもSmart Watchは数値化してくれる。隔離生活のとある日は、寝ている時間は明らかにストレスレベルが低く、また食事している時間も低いようだ。そのほかの時間帯は常に何らかのストレスがかかっていることがわかる。
 隔離前も同様の傾向が見られたので、これも長期的に見て変化の有無が何かのサインになるのだろう。

まとめ
 Smart Watchは、様々なメーカーから出ており、それぞれ得意不得意があるかと思うし、測定できる機能もまちまちであろう。ただ、自分自身について新しい側面から情報を提供してくれるツールとして、非常に興味深いことは間違いない。興味が少しでもある人は、是非一度腕につけてみることをお勧めする。

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