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個人的に2023年絶対に来ると思う漫画10選

こんにちは、Kanonです。

今回は個人的に2023年に絶対来ると思うマンガ10選を紹介したいと思います。

1. 満州アヘンスクワッド

あらすじ

「満州で一番軽いものは、人の命だ」

時は昭和12年。

関東軍の兵士として満州にやってきた日方勇は、戦地で右目の視力を失ってしまう。

「使えない兵隊」として軍の食糧を作る農業義勇軍に回され、上官に虐げられる日々を送るも、ある日農場の片隅でアヘンの原料であるケシが栽培されていることに気づく。

病気の母を救うためアヘンの密造に手を染める勇だったが、その決断が自身の、そして満州の運命を狂わせていく…。

『 満州アヘンスクワッド(1) 』鹿子/門馬司 講談社 2020年8月1日 発行 より引用

おすすめポイント

カテゴライズが難しいというところでしょうか。

時代設定は昭和なのですが、この時代を描く作品というのは歴史考証モノや偉人ものが多い中、満州しかも麻薬密売というところにフォーカスを当てている設定がめちゃくちゃ斬新です。

また、教訓のある話や史実を淡々と描くのではなく、日方勇という善人が悪に手を染めているという状況を描いている作品なので、見ているこちらが背徳感を感じる始末…

一方で当時の満州で生きる人たちのリアルを丁寧に描いているので、究極の人間ドラマ的な一面も持ち合わせた、他にないオンリーワンな作品だと思います。

2. 花は咲く、修羅の如く

あらすじ

人口六百人の小さな島に住む少女・花奈は、島の子どもたちに向けて朗読会を行うほど朗読が好きだった。

花奈の“読み”に人を惹きつける力を感じた瑞希は、自身が部長を務める放送部への入部を誘う――。

朗読の技術を学ぶことはもちろん、普通の学校生活も花奈にとっては未体験なことだらけ。

放送部のメンバーたちと様々な“はじめて”を経験し、少しずつだけど前に進んでいく。

『 花は咲く、修羅の如く 1 』むっしゅ/武田綾乃 集英社 2022年1月19日 発行 より引用

おすすめポイント

『響け!ユーフォニアム』の武田綾乃さんが原作、『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』でもイラストをつとめるむっしゅさんが作画の作品。

放送部というマイナーな部活にフォーカスを当てつつ、ユーフォニアムでも見せてくれた部活動を通して思春期男女が葛藤し成長していく様子が描かれます。

武田先生の思春期男女の繊細な心の動きを描いたストーリーと、むっしゅ先生の美麗なイラストが相まってどんどん引き込まれていきます。

3. 先生、今月どうですか

あらすじ

「未来の結婚相手は、
 16歳年上の、家賃が払えない小説家らしい」

アパート「コーポさくま」の大家を務める高校生・佐久間 紫(さくま・むらさき)。
彼女の初恋の相手は、103号室に住む、売れない小説家・四十万万里(しじま・ばんり)。

家賃を滞納しがちな「先生」を、月に一度追い込みながら、
紫は初めての恋を育んでいく――。
漫画誌・ハルタで圧倒的人気を誇る、まっすぐな恋物語。

『 先生、今月どうですか 1 』高江州 弥 KADOKAWA 2021年6月15日 発行 より引用

おすすめポイント

『めぞん一刻』のように、大家とそのアパートに住む住人たちを中心に物語が展開していきます。

この物語はヒロインの紫視点で、一生懸命"先生"にアプローチを仕掛ける様子を楽しむことができます。

4. 焼いてるふたり

あらすじ

肉、ビール、隣に好きなひと。「幸せ」は単純だ!

マッチングアプリで運命の出会いを果たした、健太と千尋。
奥手すぎて最初の一歩を踏み出せずにいるふたりが、健太の浜松への転勤をきっかけに急進展。
なんと…交際ゼロ日で結婚することに! 

お互いをよく知らないまま夫婦になったふたりは、
毎週末のBBQでじっくり仲を深めていく――。

じっくり育てるスローな週末新婚BBQライフ、始めます!

『 焼いてるふたり 1 』ハナツカシオリ 講談社 2020年12月23日 発行 より引用

おすすめポイント

毎回、家・キャンプ場・ビアガーデンなど、どこかしらで何かを焼いていてとてもおいしそうです。

一方で登場人物それぞれが他人との距離感に悩んでいるのですが、その距離感をBBQを通して縮めていくのが醍醐味です。

個人的には動きがつくアニメやドラマ化すると映える作品ではないかと思っています。

5.アリスさんちの囲炉裏端

あらすじ

10年ぶりに東京から地元に帰ってきて、囲炉裏つきの古民家にひとりで暮らすアリスさん。

久しぶりの再会にドキドキしていた幼馴染の晴海くんでしたが、アリスさんと囲む囲炉裏は昔と同じようにあったかくて…。

『 アリスさんちの囲炉裏端 1 』キナミブンタ 集英社 2021年6月18日 発行 より引用

おすすめポイント

先に紹介した『焼いてるふたり』のように、こちらの作品では囲炉裏端で何かを調理しながらアリスさんと晴海くんの距離感が縮まっていく様を楽しめます。

両片想いの状態なので、ムズキュンを楽しみつつ料理描写を楽しみたい人にぶっささると思います。

6. 九条の大罪

あらすじ

法とモラルの極限ドラマ、開幕!

国民的ダークヒーロー漫画『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平、最新作!

なぜか厄介な案件ばかりを引き受ける弁護士・九条間人(くじょうたいざ)。

鼻炎持ちのバツイチで、ビルの屋上で
テント生活をしている偏屈な弁護士だ。

主な顧客は、半グレ、ヤクザ、前科持ちなど、きな臭い人だらけ!?
ネットでは悪徳弁護士と罵られながらも、
イソ弁の烏丸(からすま)と共に、依頼人の擁護に務める。

ある日、飲酒して轢き逃げをした半グレが、
先輩の壬生に連れられて、九条のもとを訪ねる。
そこで九条が授けた策は、弁護士にはあるまじき教唆で――!?

交通事故ひとつですら、常識がひっくり返る。
知ってるだけで、人生が変わる。

神か悪魔か弁護士・九条!
法とモラルの極限ドラマ、ここに開幕!

『 九条の大罪 1 』真鍋昌平 小学館 2021年2月26日 発行 より引用

おすすめポイント

個人的に『リーガルハイ』以来の法廷モノで面白いと思った作品です。
作者が『闇金ウシジマくん』の真鍋先生ということで、『リーガルハイ』とは異なりギャグではなく本格的に社会の闇の部分をリアルを突き詰めた作品になっています。

手を叩くような面白さではなく、とことん"人間の醜さ"に迫っているという意味での面白さを超えた凄みのある作品です。

7. 琥珀の夢で酔いましょう

あらすじ

もっと自由にビールを楽しむ! 

仕事が認められず苛立っていた剣崎七菜は、偶然入った居酒屋「白熊」で「クラフトビール」に出会う――。
クラフトビールが織りなすオトナ青春群像in京都、はじまります!

『 琥珀の夢で酔いましょう 1 』真鍋昌平 小学館 2021年2月26日 発行 より引用

おすすめポイント

あらすじにもある通り、居酒屋「白熊」の常連客たちの青春群像劇が描かれます。

といってもドラマパートばかりではなくシンプルに料理漫画としても面白いです。

特にクラフトビールにフォーカスした作品でもあるのでビールが好きな人はこの作品を見ると、近場のクラフトビールバーに出かけたくなること間違いなしです。

8. 甘神さんちの縁結び

あらすじ

――巫女×三姉妹×一つ屋根の下の絶対正義ラブコメ!!

京大医学部を目指す高校生の上終 瓜生。

児童養護施設育ちの瓜生は「甘神神社」の宮司さんに引き取られ、居候することに。

受験勉強ができる環境があれば…と思っていたが、居候の条件は「婿養子として神社を継ぐ」こと!?

しかも結婚相手は同居する巫女三姉妹!!

一つ屋根の下、巫女と紡ぐ恋と奇跡の物語、開幕!!

『 甘神さんちの縁結び(1) 』内藤マーシー 講談社 2021年7月16日 発行 より引用

おすすめポイント

個人的に『五等分の花嫁』に並ぶヒットをするのではないかと思っている作品。

共同生活、花嫁候補、巫女さんと思春期男子が好きな要素しかない設定がたまりません。

各ヒロインがローテーションでスポットを浴びながら、彼女たちの悩みや過去を解決しつつ、主人公への好感度が上がっていく王道ラブコメです。

9. アオノハコ

あらすじ

バドミントン部に所属する猪股大喜(いのまたたいき)は、女子バスケ部の先輩・鹿野千夏(かのちなつ)に恋をしていた――。

自主練を真摯に取り組む姿に心惹かれていたが、思いもよらぬ事実が発覚し…!? 

道のりは遠く、想いは近く。青春ラブストーリー、はじまり。

『 アオノハコ 1 』三浦糀 集英社 2021年8月4日 発行 より引用

おすすめポイント

今のジャンプのラブコメ枠。

あらすじではわかりませんが、大喜・千夏に加えて雛というヒロインが登場するトライアングルラブです。

この3人がこれまた不器用で、この不器用さが見ている側を焦ったくさせてくるのがたまらない作品です。

渡くんの××が崩壊寸前

あらすじ

『ラーメン大好き小泉さん』の鳴見なるが描く最新作! 

2年前に両親を亡くし、叔母の家で妹とともに暮らすシスコンの高校生・渡直人。

恋愛も部活もバイトもせず、妹のことを最優先に考えて行動をする生活を送っていたが、かつて恋心を抱いていた幼なじみの紗月が隣のクラスに転校してきて、直人の平穏な日常が一変する。

さまざまな秘密を持った男女が織りなす日常崩壊ラブコメ、ここに開幕!!

『 渡くんの××が崩壊寸前(1)』鳴見なる 講談社 2016年5月6日 発行 より引用

おすすめポイント

あらすじにある紗月に加えて紫・真輝奈との四角関係が描かれます。

このヒロインが3人ともめちゃくちゃめんどくさいのですが、男からするとそこがまたたまらない…

全員自分のことだけを見てほしいと思っているのにそれを素直に言えないせいでどんどん関係がややこしくなっていくのですが、見ている分にはそこが面白いです。

総評

個人的に特にイチオシなのが、

  • 花は咲く、修羅の如く

  • 満州アヘンスクワッド

  • 渡くんの××が崩壊寸前

です。

全然タイプの違う3作品ですが、読む手が全く止まらなかったのがこの3作品でした。

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