内緒で教えるね、私が諦めたものについて!
こんばんは。
めそ美 こと、加藤結です。
普段は関東を拠点に路上ライブやワンマンライブをさせていただいてます。
年末年始はしばらくの間 大阪の実家に帰っており、たまに地元のお友達に会ったりもしました。
生まれ育った地元でぼーっとして、生活する為に必要な苦手分野たちはお母さんにお任せ、私をよく知るお友達とのお喋りによって めそ美の心が少しずつ軽くなってゆくのを感じています。
これはその記録も兼ねたnoteです。
変えようと何度もチャレンジして無理だったんだから多分変わらないですね
高校時代の演劇部のお友達3人と会った。
私は実は高校を1年で辞めており、当然演劇部も途中から居ないどころか 役を貰っていた劇を途中で放りだして演劇部を去っています。
プラス、大学に通っていないのは私一人だけなので毎回会ってからちょっと恥ずかしい気持ちになるのですが、面白い人達なのでどうしても会いたくなり 久しぶりに行ってみたわけです。
私が理解できない大学の卒業についての話題や、演劇部での懐かしい話の合間に、私のお仕事の話や 様々な愚痴を聞いてもらったり。
そこで1つ気が重くなることを思い出しちゃいました。
演劇部の部員の1人。元々仲が悪かったわけではないのに 突然連絡が途切れ、私のことをよく思っていない雰囲気がなんとな〜く流れ始めたこと。
心当たりはふんわりとありすぎて逆に「なぜ急に?」とモヤモヤしていました。
その日会ってくれていたお友達に話すと「あ〜……」、「明確にきっかけがあるわけではないっぽいよな〜……」と少しずつ考えを言ってくれた。
お友達たちもハッキリと聞いたわけではないからなんとも言えないみたいでしたが。
まずみんなに伝えておきたい、めそ美は本当に一貫性がない。
言っていること、考えていることが毎日変わってしまう。
「頑張りたい」「やっぱこれは違うかも」「やっぱこっち頑張りたい」「やっぱりしんどい…無理…」を短すぎるスパンで繰り返している。
自分のことが信用できなくなる時も多いけど、すべて心の底から思っている本心なのです。
そこがタチの悪いポイントでもある。
お仕事でもよく事務所の人達に迷惑をかけてしまうのは、
頑張りますって言ったり やっぱりこれはやりたくないですって言ったり 次は気をつけますって言ったり かと思えば突然怒って泣きだしてしまったり
とにかく、振り回してしまう。感情を抑えることができず、私本人も私の衝動に振り回されている気さえする…。
とにかく自分のこういう部分がよく人が離れていくきっかけになった。
早く治さなくてはいけないと思い、一応1ヶ月に1回病院にも通っている。
このままだと流石にいつか事務所もクビになってしまうと焦る。
私から今の仕事をとってしまうとそれこそ何も残らないと思ってしまいます。
「でも、なおらないと思う」
あっさりと友達が言う。
「対策とか、アフターケア的なのはできるかもしれないけど、これがめそ美の性格だからなあ。」
合わない人も嫌な人も多いかもしれないけど、仕方ないんじゃないかな、と。
そんなふうに片付けていいもんなのかね、大丈夫なのかね。
でもこの子達、コイツ相変わらずやなと思いながらでもこうして会ってくれたり 面白がってくれてるんだなあ。有難いな。
その日はとても気分よくお家に帰りました。
自分に期待しない、他人にも期待しないってスゴい大人かも
またしても高校のお友達、今回はクラスメイトだった子と 2人でアフタヌーンティーをきめてきちゃいました。
しかし、予約もバッチリしてもらったにも関わらず、私は約2時間の大寝坊をしてしまう。
血の気が引くのを感じつつ急いで連絡しました。
お友達は少しも怒っていない。え、逆に怖い。
到着し、久しぶりに会ったお友達は本当に怒っていないらしくて、「まあ今日は私がたまたま起きれただけだから…」とあっさり言った。
確かにこの子は前から寝坊が多かったような気もしないでもない。(その日の私ほど酷い遅刻はなかったけど)
自分も苦手なことだからと相手も許せる、何か素敵で凄いなあなんてぽやぽや思いました。
優雅にアフタヌーンティーを楽しみながら私は改めて「ごめんね…怒らないの凄いね…」と感心した。感心するのはおかしいんだけども。
「私だったら予約とかしてたのに相手が連絡つかなかったり遅刻したら、何で?って冷静じゃなくなっちゃうな…
遊び忘れられたりとかも、私のことどうでもいいの?って思っちゃう」
するとお友達は
「思い通りにならなかったときに損失!って思うようなこととか人に対して 最初からあんまり何かしないかな…。期待もしない」
と言い放ち、めそ美はとにかく衝撃を受けました。
もしかして…期待をしない人って、感情を揺さぶられることが少ないのではないだろうか!?
話は少し変わりますが、私は最近自分の部屋を少し愛せるようになった。
片付け 整理整頓がとにかくできなくて、物で床が埋まるような部屋。
とにかく嫌で仕方なくて、物を失くすたびに自己嫌悪のあまりかなり本気で死にたくなっていた。
なんでできないんだろう?何度工夫しようと試してみても無駄にしてしまう…
そんな私を救ったのはお母さんの助言だった。
「片付けは無理だよ。ええやんそのままで。最低限ゴミだけ捨ててれば大丈夫よ」
うーむ…?確かに。いいのか別に…
その日から私の心には「ええやんそのままで」と励ましてくれるお母さんが住み着いた。
大切な物を失くして泣き崩れ、「何故こんなに散らかしてしまうの?」「駄目人間すぎる」と己を罵るたびに、
「大切なものだけ少しまとめたら?」「それ以外はなんでもええやろー」と、心のお母さんが、私の行き過ぎた思考を少し柔らかくしてくれるようになった。
私の心を少し安全に、穏やかにするため
もしかして今必要なのは"諦め"なのではないだろうか。
だいぶダサいし 堂々と人には言えないけど、大きな気付きを得た気がしました。
そんなわけで私諦めるところから始めてみようとおもうの
私は、このままでいくかもしれません。
ダメなままでやっていくかもしれません。
開き直っちゃおうかな。私はダメなところめちゃくちゃ多い。多いです!
でも、幸せに過ごしたいです。好きなこと得意なこといっぱい伸ばして頑張りたいです。
人に、迷惑はかけるかもしれません。
しっかりと心をこめて謝ります。対策も練ります。
でも、なおらない部分も多いです。と心の中でだけ呟きます。
その分みんなのなおらない部分も、受け入れます。
そんなふうに暮らしたいなと思ったりしました。
でも、めそ美がこんなに開き直っちゃったことは私たちだけの内緒だからね。
今年もよろしくお願いします。
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