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お揃いの服は仲良しじゃないの?

「お揃いの服を着ている仲良しさんは、まだ本当に親密になっていない」
とチコちゃんが言っていました。
お揃いを着ていると仲良しに見えるのに違うんですね。

親密さを研究しているSVR理論では、親密化のプロセスには3つの発達段階があるとしています。

最初の段階は「刺激ステージ」です。
このステージは出会って相手を見た瞬間です。
外見や仕草などの特徴を見て2人の関係性を発展させるかどうかを決めているそうです。
第一印象は大切なんですね。

次の第2段階は「価値ステージ」
価値観の類似性がもっとも需要になります。
趣味や社会的意見など、生活に対する態度が共通しているかどうかがポイントだそうです。
価値観が合わないとなかなか仲良くなれないですね。

最後の第3段階は「役割ステージ」
2人の役割関係が重要な要因になるそうです。
お互いに補完的な役割を持つことで真に親密な関係を結ぶことができるらしいです。

テレビや映画で信頼関係が厚いバディが描かれる時は、凸凹コンビというか、お互いに足りない部分を補い合っている感じですね。

ところで、セミナーなどに行くと、たまたま一緒にワークをした人と仲良くなったりします。
普段はあまり人に話さないような事をお互いに話すせいかと思っていましたが、それだけではないようです。

同じセミナーに参加しているということは同じ価値観を持っている可能性が高く、既に第2ステージに入っていることが影響しているようです。
セミナーに行くとなんとなく仲間意識みたいなのを感じる秘密はそこだったようです。
セミナーハイかと思っていました。

さて、お揃いの服。
お揃いの服は価値観が同じであることを確認するための行動らしいです。
つまり第2段階の最初の方ってことです。
なので、まだまだこれからってことですね。
ゆっくりと親密さを育ってて行ってもらいたいものです。

でも、カップルのペアルックは見ている方もちょっと恥ずかしいです。

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私が初投稿から100記事投稿までに感じたことをまとめました。
「はじめの一歩のはじめ方」


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