大学院修士課程を修了して
1年ぶりに教授から電話が鳴りました。何だろうととってみると、
教授「sammytzさん、大学で非常勤講師やってみない?」
私「え?非常勤講師って、大学で教えるんですか?」
教授「そうだよ。◎◎(基礎的専門科目2つ)担当できる?」
私「できます!やらせてください。ただ、職場に確認して正式に返事してもいいですか?」
教授「いいよ。ではまた連絡くださいね」
1年ぶりの電話がなんと、大学で教えてみないかという電話なんて、青天の霹靂です。大学で教えるなんてこんなチャンスはないと、即答したかったものの、身分は公務員です。公務員が副業していいのか?ということで、職場の上司に恐る恐る確認してみました。そしたら大学の非常勤講師は営利目的ではないので、勤務時間に影響しなければ問題ないとのこと。
え!?これってやってもいいってこと?勤務時間に影響しないということは、夜間か土日。さて、学部学生に対して夜間に講義、土日に講義なんてできるのでしょうか。新たなハードルが。私が学生だったら夜間とか土日は嫌だな~(笑)。
でも、まずは教授に、夜間とか土日とかに開講できるか、聞いてみることに。すると・・・・
教授「土曜日で講義の設定するよ。ではお願いね」との返事が。
この瞬間、大学の教壇に立つことが決まり、4月から1年間2つの講義を持つことになりました。2月だったと思います。その後、すぐに怒涛の資料作成がやってきました。まずは職場に副業申請、大学への履歴書などの作成、そして講義の準備としてシラバスの作成など。これらをこなしていくうちに、本当に教壇にたつんだな~という不安と期待が入り混じった感情になりました。こんな経験多分人生で一生できないだろうな~。大学でまともに勉強していなかった私が、教壇にたっていいのかな~。今の大学生ってどんな感じなのかな~などなど、想像が膨らみました。
そして、4月になり初の講義の日になりました。