大学教員として着任
4月に入り、辞令交付式で正式に辞令をいただき、晴れて「大学教員」になりました。これで一安心というところでしょうか。しかし、感動のピークは「研究室入室」の時に訪れたので、辞令をいただい時は、感動というより安心という感じが強かったです。前職の退職届が受理されて、今の職の辞令をいただくまでがなんといても、最大の不安定状態ですからね。
そして、4月1週目から怒涛のような事務説明やらオリエンテーションやら、会議やら、、、そのたびに自己紹介自己紹介、、、、と思ったら、あれよという間に講義スタート。今の持ちコマは最低コマ数とはいえ、非常勤として週に1コマとはぜんぜんペースが違います。そんなこんなで、今は毎日講義の準備をしている状態で、とてもとても研究できる余裕がありません。準備してすぐ講義という感じで、講義が終わったらすぐに次の週の講義の準備が頭をちらついて、結局家に帰ってきても仕事をしている状態です。着任する前にある程度準備はしていたものの、全然足りなかったです。
そんな感じですが、大学教員として一番うれしいことが、時間をある程度自由にコントロールできるということです。講義がない日もありますので、ある程度自由な時間に出勤してそのまま研究室におさまり、昼食時間近くなったら、適当な時間に食事をし、ある程度仕事が落ち着いたら、時間を気にせずに帰宅する。。。誰とも会わなかった。。。なんて日も。講義がない日は、出勤すらしない先生方もいます。大学に来る来ないという、その辺も自由なのかな。最高です。
大学から出る研究費はとても融通が利き、自分の研究室で必要なものをそろえるための予算は十分すぎるほどあります。ということで、どんどん買い物をしています。結果、仕事を遂行するための必要物品はほとんど購入できました。とても快適に仕事ができています。
さらに、自治体から仕事の要請も入りそうです。といっても前任者が残していった仕事なので、私に依頼というわけではなく、前任者と同じ専門という理由で、そのままスライドしてお願いしたいということ。もちろん引き受けました。
ということで、大学教員に着任して約2週間の感想としては、時間は自分でコントロール、予算も自分でコントロール、そして仕事を引き受けるかどうかも自分でコントロール、もちろん仕事のペースも自分でコントロール。。。これって前職では考えられないほど、裁量権がありすぎて恐ろしいほどです。ただ、自由な反面、責任や成果も求められるのかどうか心配なところですが、今は先のことは心配せず、できることをどんどんやろうと思います。
ということで、現状を一言でいうと、、、、、楽しいです。
何ぜ夢に見てきたポジションなわけですから。大学教員、、、最高です。