お子さんは「集中力がありません」と言われたら
学校の面談で、、、
集中力がないのでそこが課題ですね。
集中力にムラがありますね。
なーんて。
先生にいわれちゃったら
ため息が出るかも知れませんが
こう考えてください。
そうかな?
なんでそう思うのかな?
うちの子のどこを見てるのかな?
素直じゃないな^^;なんて思わないで是非こう捉えてみてください。
集中って?
先生のおっしゃる「集中」ってなんでしょうね
その子の集中力がその先生の授業に対して発揮させていない状態
集中の方向が誰か(先生)から見て望んだ方向ではないってだけのことが多いです。なので先生は本当のその子の集中力のことを言っているのではない場合が多いのでは?と考えても良いと思います。
子どもの集中について考え直す
言われると集中力を上げるトレーニングに取り組んでみたりします。親がさせたくなったり、悩んでドリルへ集中する練習をさせて見張ったりしたくなります。
苦行ですね(笑)そして、集中力は多分上がりません。
お子さんは好きなことがたくさんありませんか?
ずっとやっている好きなことはありませんか?
あればお子さんは集中力がありますよ。
自分に置き換えてみてください。
パパママは、子どもの集中していること
例えば「穴掘り」15分掘り続けています。一緒にできますか?
アリの観察 60分凝視・・・できますか?
ポケモン全部覚えられますか?
もちろん子供と一緒のことがしたい!と夢中になってできる素敵なパパママもいると思いますが
子どもが何かに夢中になっているときに
「もう終わりにしようよー」とか言いながら
スマホみたり、晩御飯の献立だったり
他のこと考えてませんか?
じゃあ、パパママのほうが、「集中力がありませんね」と評価されてしまいますね(汗)
でも、違いますよね。
集中力ないわけじゃないです。
自分のやりたいことじゃない事には、人間は簡単に集中なんてできないんです。
子どもも大人も同じですよ
興味がある事に発揮されるのが一般的です。
鉄道の路線や列車の型式 ものすごく覚えてるすごい子達たくさんいますよね。
野球選手の選手名鑑めちゃくちゃ覚えてる子いますよね。
覚えてる最中ものすごい集中してますよね。
コレクション型の知識獲得が得意ですね
もう一つ
周りが気になってキョロキョロしている子は集中力がないですか?
わたしはむしろ、周囲の状況に集中していると考えます。
【不思議発見型】の学習が得意かもしれませんね
周囲の変化に鈍感な人もいます。校庭に舞い込んだ風が気になる。
落ち葉の行く末を先回りして読み解いたり、風の通り道をみているかもしれません。物の動きを知識ではなく、感覚的に磨いている時間かもしれません(笑)
集中することがたくさんありすぎて羨ましいくらいです。
なのでその集中力を認めてください。
「集中力がない」なんて否定的な言葉で子どもの自己肯定感を理由なく下げるのは避けたいです。
たくさんの子が「あなたは集中力がない」と言われた経験をして
自分に勘違いして、自己肯定感を下げてしまっています。
実際に、学校で働いていると「自分の課題」を問われると、
「集中力がないです(ないとよく言われます)」なんて答える子が本当に多いです。
もちろんわたしはその生徒の集中力がないこと
否定します。
きみはわたしよりも
・周囲の様子に気を配っている
・自分の力を発揮できること(場面)を探っている
・わたしの知らないことをたくさん知っている。
それはどこで集中力を発揮して得た知識なのか
逆にこれが苦手な子もいますよね。
学校でいう「いい子」には落とし穴があると思っています。
言われたことをやるのが得意
自分で考えて行動できない
自分の得意を理解していない
どちらかというと後者の方が、将来不安じゃないですか?
わたしなら、ただいい子に話を聞いていたり、言われたことをやっているだけの方が、将来へのよりその子らしい飛躍のために、刺激が必要かなぁと考えます。(もちろん真面目で勤勉なこと否定するわけではありません。)
個性・多様性
でも、そんな子も
対話が上手だったり、問題解決が大好きだったり、周囲の様子への気配りがものすごくできたり。誰よりも優しかったり、自分より他人を優先させることができたり 素晴らしい個性をもっています。
いいところは自分も他人も探すことができます。
先生は、「集中力がないですね」と言う前に「〇〇が得意ですね」を発見し保護者に伝えてほしいですね。
親も子も、同時に自己肯定感上がりますよ。
なんでわざわざ自己肯定感の上がらないウィークポイントから伝えるのでしょうか
その学習や方法にたそしみを見出せていない。
マストな知識なのであれば、集中できない方法とは別のやり方で同じことを学べるように方法を考えて変えるだけです。
言われたことを、気にすることはありません。
人のいけないところは見つけやすいですから、楽かもしれませんね。
パパママも褒めるより、叱る方が多い時は要注意です。
偉そうにすみません。
叱ることを見つける方が
圧倒的に楽です。
子どもの集中力を発揮されている場面を探してみてください。
すぐ見つかりますよ😄
「便りがないのが良い知らせ」とはよく言ったもので
「叱られないのは認められている証拠とも取れるんですが・・・
子どもはそうは認識していませんので・・・
頑張って見つけて褒めてあげてください。
苦手教科っていつできるのか(余談)
子どもの集中時間は客観的ではなく、誰かに主観的に評価されてしまっていないでしょうか?
先生の授業に集中できないのは先生にもよるから難しいですよね。
子どもの主体性は、教科自体ではなく、人や環境に左右される場合が多いです。
音楽の授業で子どもが興味なさそうにしていても
次の年にとても気の合う先生に教科担当をされたら
成績が入れ替わる なんてこともある。
そして、学校の評価が◎ ◯ △ とかで
例えば音楽の成績に論理的思考なんてこ難しい項目に
「△」がついてしまうと
「あ、ぼくは音楽が苦手なんだよな」ってあっさり子どもはインプットしてしまいます。
すると、、、内容に関わらず、その教科での積極性を失いがちです。(いろいろな単元があるので大きく波がありますが)
成績は誰がつけるのでしょうか。
成績は、得意不得意は判断できない、しなくて良いと思います。
好きか、そうでないか
好きにさせてもらったかと言う記録的な感覚で読み解くのもオススメです。
そうでないと、苦手教科を親や先生が作ってしまう可能性があります。
作らないように言葉かけしたいですね!
と言うことで
なんにせよ。
子育て、楽しみましょう!!!
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