「ちんぷんかんぷん」を英語で言うと?
アメリカに住む年配の知り合いと話していたら、「息子にスマートウォッチをプレゼントしてもらったのに、使い方が全くわからない。こういう系のものは、私にとってはちんぷんかんぷんなのよね。」と言っていました。
さて、「ちんぷんかんぷん」や「皆目検討もつかない」を英語でどう言いましょうか?
It is all Greek to me. (自分にとっては全てギリシア語みたい。)
英語話者にとってギリシア語は難しい言語の代表というところから、この表現が生まれたんですね。
ちなみに、米国務省機関である外務職員局がまとめたものによると、英語話者が習得するのに1,100時間の授業数が必要なくらい難しい言語としてギリシア語が位置付けられています。
では、日本語はどうでしょうか?実は英語話者にとってはギリシア語の2倍の2,200時間の授業数が必要な難しい言語に位置付けられています。文法も文字も発音も文化も違いすぎて、真逆にいる私たちにとっても本当に難しい言語ですね。
でも「永遠に無理」ではなく、2,200時間あれば習得できると考えると、音読して、ディクテーションして映画や海外ドラマ、洋楽のオーバーラッピングをして楽しみながらトレーニングすれば2,200時間はあっという間に到達
できそうです。