【ざっくり書評】簡単だけど、すごく良くなる77のルール デザイン力の基本
書店のオススメ棚に飾られていたので、衝動で買って読んでみました。
先に、前回読んだ
とはまたちょっと違い、こちらはどちらかというと見た目をどうこうするって意味合いでの「デザイン」という感じでした。
とは言え、小手先だけの話だけではなく、のっけから「いきなり手を動かすな」とも書いてあり、つまるところ「デザイン力とは思考力だ」といったことがベースにはなっているので、基本を押さえて応用は各自詰んでいこうね、という導入にはもってこいな書だと感じました。
「第一印象に、二度目はない」
「デザインとは、装飾技術のことではなく設計であり、新しい価値を生み出すことだ」
などの意味合いが出てきます。
また、
「これは違う、を先にはっきりさせておく」
など。
このあたりはデザインに限らない物事を捉える根幹だと思います。
おわりに、の文章に
関係者の言葉として紹介されていた
「作るよりも選ぶほうが難しい」
なんてのも、まさに
「人生は選択の連続だ」って考えにリンクして
人生をどうデザインするか、なんてことを考えさせられてしまいましたね。
以上、ざっくり書評?でした。