"give! & give!"
以前、人前でギターを弾いて歌ったとき、聞いている人たちが喜んでくれたのが素直に嬉しかった。
そんなとき、モロッコでギターを弾いて歌って、日本語を勉強しているモロッコ人が喜んでくれて、みんなで練習して歌いたい!、と言ってくれたのを思い出した。
自分が相手に何かを提供することで、相手が喜んでくれることが、自分の幸せ。
だから、何かを買うときも「ありがとう」。カフェを出るときも「ごちそうさま」。と、当たり前だけど、意識しておかえししている。
自分が何も提供できてない、自分よがりの行動になっているとき、自分に自信を持てなくて、自己肯定感も低くなっているように思う。
お願いされたことをこなすだけでなく、自分が本当にいいと思ったもの、納得したものを提供したい。
まして自分は気にしいで、損得なんて考えられないので、
だからできれば、”give! & give!”くらいがちょうどいい。
そして、givegiveを自然にしているときの方が、take、気持ちのこもったなんらかが返って来ることが多い。
モロッコの時がそうで、
ギターの弾き語り、歌の練習、ソーラン節の練習をもちろん無償でしていて、その代わりでもないけど学生たちはすごく慕ってくれて町に遊びに行ったり、家に招待されたり帰国間際にお土産をもらったり、
おかえしなんて求めなくても、いただいていた。なにより彼らの気持ちが嬉しかった。
また、一番自分の存在価値を感じた瞬間でもあるんだよなー。受け入れてくれたんだよ、自分の全てを。
それは今思うと、give&giveを自然とできていたからじゃないかなって思う。