好きなら好きと言えたなら

ハンバートハンバートの"ぼくのお日さま"という歌が自分の支えになってる曲の一つで。

主人公は吃音なのか、もしくは自分の気持ちを発することができず悔しくて、悲しい思いをしている。

自分が考えてること、こみ上げる気持ちで頭がいっぱいで、胸が苦しくなる。
嫌いな時はNOと、好きなら好きと言えたなら。

自分は昔から長考派で、自分がパッと思ったことが果たして本当に自分の本心なのか、その言葉を発した時に相手に伝わるだろうか、相手に伝わったとき、相手はどう思うだろうか。

そんなことを考えることが多く、回転の速い会議や普段の友達との会話でさえ何も発せなくなる時って少なからずというよりむしろ多いです。

その度に自分の中では不完全燃焼で、もやもやとした感情を抱きながら帰路に着きます。これっていろいろ考えてきたけど、人見知りとかコミュニケーション能力の欠如とは言い難いんだろうなーと思っています。

高校生でも、思ったことを即言える(言っちゃう)子、考えがあるのになかなか言い出せない子はやはりいます。けれど、それをダメだなんてちっとも思わないのです。

ただし、モロッコも含め、海外に行くと"自分の意見を言うのが当たり前"の風潮があるのも確かです。
じゃあなんで言えないかっていうと、教育システムもあるんだろうけど、そこはまず置いておいて。
関わる大人達の価値観、文化、影響があるんだろうと思う。

で、教員としての自分ができることは必ずあると思ってる。まさに、自分が、意見をなかなか言えない部類の一人であるからこそ、誰一人取り残さない教育をしたいと思ってる。

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