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自分を紐解いていく。④-相手のことを考える-
相手の気持ちを考える
これ、学校の先生にも言われるし、自分も生徒に言うし、割と大事にしてることなんだけど、
これに対して、自分の中で矛盾を感じていて、そこのバランス感覚がすごく悪いんだろうなと思います。。
前も話した通り、昔は「優しいね」とよく言われていました。なんで優しいと思われていたかははっきりとした理由はわからないけど、
・頼まれたことを断らない
・否定しない
・悪口などを言わない
・とりあえず常に笑顔
などがあったかなと思います。
悪口を言わない、は、特に相手を悪く思わない、ってのが根本にあると思うのですが、
単純に、相手のことを考えると自分がこれを発したら傷つけてしまうなぁと想像をよくしていました。
また、相手を悲しませたり、怒らせたりしてしまった後は、ずーっと、”ああ言えばよかったんじゃないか。こう言えばよかったんじゃないか。”と悶々と考えて、後悔をよくしていたものです。
また、”あのときこう言えばもっと相手が喜んだんじゃないか”と妄想することもよくありました。
余談ですが、妄想の中ではかっこいいセリフも言えるし、相手の反応も勝手にストーリーが出来上がっていたりしていました。ある意味で、妄想の中で芝居していました。
でもこういう妄想するってことは、だいたい現実世界では言えてないんですよね。
ともあれ、相手の気持ちを考えた上での適切な行動ができていたかはともかく、相手の気持ちを考えることは昔から自然としてきたのだと思います。
自分の気持ち、考えていることを言わない、ことで、相手を傷つけない。
相手を傷つけないから、優しい。
この流れが正しいのだとすると、やっぱり昔から、自分の気持ちを抑えて、ある意味で相手に合わせてるってことになるのかあ、と。
高校生くらいまでは、確かにそれでもよかったのかもしれない。実際、高校生の時は言われるがまま、頼まれるがまま、ほぼ全てやったことで、たくさんの経験を得られました。
じゃあ、大学生や社会人になってそれが通用するのか。
自分の経験上では、通用しません。
自分の意志を持って、自分が考えていることも伝えなければなりません。
好きではない人から告白されて断ったら相手を傷つけてしまうからきちんと断れず、うやむやな返事をしてしまい、逆に相手を傷つける結果になってしまった、のような経験もあり、
それは高校生くらいまでなら許されても、大学生や社会人になってからはやはり許されないですよね。。
海外でもやはりそうで、自分の考えを伝えないと逆に何考えてるかわからない人になってしまう。初めは苦手でしたが、海外での生活では次第に慣れていき、自分の考えも発しながら、相手の考えも受け入れる柔軟性も身についたと思っています。
なのに、日本だと、それがなかなかできず、それをできないことが、自分へのストレスにもなっていました。