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鐘馗
「しょうき」と打ったらちゃんと鍾馗、と変換出来ました。因みに瘴気よりも前に出てきたので、ちょっと意外でした。
今年も会員になっている戸栗美術館からカレンダーが届きました。
改めて館について読んでみると、シンボルマークが虎なのは創業者が寅年だったから、と今知りました。どうりで虎の絵柄のやきものが多いわけです。
戸栗美術館、閉まっていた期間も長くて、結局今年は一度も行ってないです。
閉館中に会員の期限がきてしまい、「延長できなかったからもういいかな」と思っていたらもう一年、そのまま期限を延長してくれていました。
でも、さすがに会費を払ってないからカレンダーはもらえないと思っていたので、届いた時は嬉しかったです。
トップの画像は今月12月のページ。なので早速壁に掛ける事に。
色絵 鍾馗形掛花生 伊万里 江戸時代 高27.7㎝
鍾馗は疫鬼退け、魔を除くという神。元々は中国の唐時代、玄宗皇帝の夢に現れて邪気を払ったとされる。日本でも端午の幟(のぼり)や五月人形で知られる。本作では剣を持ち、鬼を睨みつける姿を立体的に表現している。一見置物のようであるが、上部開口で、かつ背面に孔がある掛花生になっている。
どんな花を生けるか、は難しいでしょうね。そうでもないのかな。
2021のカレンダーは吉祥がテーマになっているとの事。
特に魔除けや長寿を寓意している作品を選んでいるそうで、縁起が良さそうです。
2021年が良い年になる事を祈ります。