【人生のスパイス】映画やアニメが面白い理由。
人間の持つ苦悩への共感性があるから。
人同士ではなかなか伝わらなくてわかってもらない気持ちが
物語の中で描かれている。
それを見て、人は共感し、感銘を受ける。
言葉にできない繊細な気持ちや人間関係、自然の移ろいを
映像を通して、人は想い返し、涙するのである。
悠々自適なジャック・スパロウより、
波瀾万丈スパロウの方が見ていてハラハラして楽しい。
人間失格(太宰治)が現代においてもアニメ化されるのは
時代が変わっても共感される何かがあるからである。
私たちの人生もどこか同じである。
苦しみは人生のスパイス。
スパイスだらけだと目が痛くなりそうだけど、
スパイス効いた人生も悪くない。
私たちはどんな種類のスパイスも、そして量も選ぶことができる。
人生の味付けは自分次第。