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宇宙の種明かし

突然ですが、私の考えるこの世のカラクリみたいなもの、人生における究極の答えみたいなものを3回に分けて発表しておきます。宇宙、真理、心、について。まずは宇宙。

宇宙が誕生してその直後にビッグバンが起こり、無数の素粒子と反素粒子が対でできた。急激な膨張とともに冷えた宇宙では(たとえば電荷が+と-の電子対のように)素粒子と反素粒子はおたがいに出会ってすぐ消えてしまう。
ところがすべて消えてしまったのではなく、対称性の破れ(たまたま)が起こって、ほんの少しだけ素粒子の方が残った。それが拡がって今の宇宙ができあがった。

なので今、宇宙には素粒子しかないけれど、実は人工的に反素粒子を作ることもできる。それが加速器。大きなエネルギー(光子)をぶつけると出てくる。出てくるけれど、周りが素粒子ばかりなので、衝突してすぐ対消滅してしまう。だからこの宇宙に反素粒子は存在していない、ということになる。作れるけど、ない(すぐに消える)。

素粒子(ということはあらゆる物質)とて永遠にあり続けるわけじゃない。何もない量子場からできたり消えたりしている。そのカラクリを丸める数式なんてなくて、ただ確率がそこにあるだけ。確率だけで、あなたはあなたの輪郭を今日も保っている。

ここから本題。
宇宙(自然)はフラクタル。同じようなパターンがあちこちで見られる。
たとえば細胞を擬人化した漫画があるけど、細胞の働きも人間社会に置き換えられる。
量子学的な振る舞いから、あなたの今日の行動まで、スケールの違いはあれど大体同じようなことをやってる。

原子の世界や細菌の世界をのぞくことで、自分や社会というものが何となくわかってくる。ああ、おんなじじゃんと実感できる。

【究極の答え】
①微視的に見る。よく見れば見えてくる。
②巨視的に見る。視野を広く、①と比べながら。
③粗視化してみる。解像度を下げる。薄目で見る(座禅)。

ただし・・・
真理は言葉では描けない。この宇宙とは別の宇宙が必要。つまり人間には認識できない。そのわけは次回のノートにて。

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