町田とサウス
Jリーグでは、町田ゼルビアが注目を集めている。
昨年J2で優勝を果たし、J1最初のシーズンは首位をキープ(今は3位)。
監督は、青森山田高校のサッカー部の監督だった黒田さん。
就任一年目でJ2優勝、二年目でJ1優勝を争っている。
この町田に対する、アンチ、批判の多いこと。
初めは、J2上がりのチームが勢いづいているのを見て、
J1古参勢を倒していくのを見て、
Jリーグ界は盛り上がっていたように思う。
どこまでいくんだ?
もっといけ!
でも、勝ち続けると話が変わってくる。
そんなうまいこと行くはずない、という声から、
だんだんとプレーや戦術に対する批判が出てくる。
そこに、中傷が入り込む。
僕自身も、うまくいくはずない、
いや、いってほしくないとどこか思っていた。
マリノスファンであることを置いておいても、
そんな、ぽっと出のチームに一年目から優勝なんてされた時には、
J1の”メンツ”が立たない。
J1の”歴史”や”伝統”が損なわれる。
そんな、くだらない理由。
下にいる、と思っていた存在が勢いづくのは、
見ていてワクワクする。
どこまでいくのだろうかと。
しかしそれは、自分より下である場合に限る。
のだと思う。
自分の立場が脅かされる時、
その存在はもはや脅威であり、恐れの対象になる。
素直にそこから学べたらいいのだが、
”メンツ”が邪魔をする。
新勢力に対して、”歴史”や”伝統”を振りかざす。
”グローバルサウス”が急成長している。
キリスト教界で同じことが起こらないことを願う。
起きると思っている自分の予想が外れ、
グローバルサウスvsグローバルノースといった愚かな戦いではなく、
学び合い、励まし合い、支え合う関係になることを祈る。
自分の中にある欧米への漠然とした憧れや尊敬を捨てて、
良いものと良くないものを見極めていかなくてはいけない。
さ、勉強勉強…。
来週は中間2つ、ペーパー2つ。