デジタルな環境で手放せなくなったアナログ文具たち
わたしは現在、セールスライターのようなことをしている。
「ようなこと」というとなんだか曖昧だが、コピーライターと言える仕事もするし、記事寄りの仕事もしているので、どちらを名乗ればいいのかまだよくわかっていないからだ。かれこれ5年ほど、フィールドや働き方を変えながら、ライティングでご飯を食べている。
どのような働き方や業務にしても、パソコン・トラックボールマウス、モニター、スマホの4点でほとんど完結する。元々文具が好きだったが、出番はかなり減った。
それでもやっぱり、「これだけはアナログで」というものはある。
例えばy pad。
スケジュール管理と記録に便利なy pad
スケジュール管理であればGoogleカレンダーやジョルテで事足りるのだけど、案件やタスクの管理、各作業に使った時間帯の記録にはy padが手放せない。
似たようなフォーマットのアプリも探してみたが、結局はこれしかないという結論にたどり着く。違う職種の時は使いこなせなかったけど、今の仕事ではこのフォーマットがドンピシャではまる。
どうかずっと販売されていてほしい。
ライティングから読書まで使える単語帳
単語帳は長らく使っていなかったが、最近何気なく使ってみたら便利だった。
今使っているのはちょっと大きめのサイズで400円弱。
書きたい内容や盛り込むべき情報を1枚ずつメモして、並べながらアウトラインを書いていくと話を組み立てやすいし、探したい素材の構図について簡単に書き出してみるのもいい。
以前、同じようなものを付箋やノートでやってみたものの、単語帳が最も楽だった。
また、勉強目的の読書の際、付箋を貼れないもの(借り物や電子書籍など)については単語帳に該当ページ数と一緒に学んだ内容やそれを受けて考えたことなどをメモしながら読んでいる。並べ替えができるので、他のメモと分けながら管理できるのもうれしい。
細かいタスクと読書に便利な付箋
※ただし自分で購入した本限定
細かいタスクなど、30分〜1時間ほどは必要なメモだが、置いておく必要が無いものについては付箋。チャットツールやカレンダーのアラート機能を使うという手もあるが、これが最も見逃しがない。
休憩時間や仕事終わりに仕事関連の本を読むことも多いが、そういった時には持ち歩きに便利なタイプを使っている。
(付箋を使う場合、糊で本を傷める可能性があるから、自分で買ったもの以外は先述のように単語帳を活用)
読みながら「今読んでいるところで覚えておきたいところ」「今の仕事の中に落とし込むとどのようなことになるか」「以前読んだ別の本と共通する部分」などをメモしていく。
最終的にはデジタルでまとめるのだが、本とデバイスを行き来しなくてよく、該当ページに残しておくことでグラフなどと一緒に振り返りやすいという点で重宝している。
パッと思いつく範囲でも、振り返ってみるとかなりアナログなものを使っていた。荷物を減らしたいのでデジタルもちょっとずつ取り入れているが、どちらもいい感じに取り入れられるよう、工夫していきたい。