真実はいつもひとつ?そんなことはない!
ガリレオ・ガリレイは、コペルニクスが提唱した「地動説」を証明した、いわば科学界の名探偵です。「地球を中心に宇宙が回っている」という天動説と、「地球が太陽の周りを回っている」という地動説。これらは長い間、熱い議論の火種となってきました。しかし、どうしても「自分の説こそが正しい」と思い込んでしまうのが人間の性。まるで「地球は平らだ!」と叫ぶ人たちが、今でもインターネットで元気に議論しているように。
私も若いころは、ネットのニュースを見て「絶対に○○だ!」と、まるで世間のことすべてを知っている評論家のように振る舞っていました。今思えば、少し恥ずかしいですね。でも、そんな時こそ頭に浮かぶのがこの言葉:「そうかもしれないが、違うかもしれない」。なんとも曖昧ですが、この曖昧さこそが真実を見抜くカギかもしれません。
名探偵コナンには申し訳ないですが、「真実はいつもひとつ」とは限らないのです。時には、真実がいくつも転がっていることもあるのですから。たとえば、300万円の借金を抱えて「俺の人生はもう終わりだ!」と考えるのは、少し早まっています。よく見ると、それはただのスリルを味わう新しいチャンスかもしれません!
だから、こう考えるのもいいかもしれません。真実はひとつじゃない。何か問題が起きても、「この世の終わりだ!」なんて言わずに、「別の可能性もあるかも?」と楽観的に構えてみましょう。意外と、別の解決策がすぐそばに転がっているかもしれませんよ。
今、まさにあなたがYahoo知恵袋に書き込もうとしているパワハラ上司だって本当は寂しがり屋で、実はあなたに仕事について相談して欲しいだけかもしれません。
大切なのは、固定観念にとらわれずに柔軟な思考を持つこと。「もしも」を楽しむぐらいの余裕が、実は人生の大きな武器になるのです。
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