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「バス運転手不足の現状と未来への提案」

最近、新聞で北海道のバス運転手が500人不足しているという報道を目にしました。北海道バス協会も、路線を維持するためには支援が必要だと訴えています。現場では、時間外勤務や休日出勤が当たり前になっており、運転手の高齢化や残業代未払い、さらには働き方改革の影響も大きいです。

バスを利用する人が減っているため、運転手への待遇が厳しくなっています。私の持論ですが、大型二種免許を取得したいと考える人は少ないのが現状です。大型一種を持っている場合でも、取得には約30万円の費用がかかります。また、外国人には比較的簡単な試験で日本の免許を与えられる一方で、日本人には厳しい条件が課されています。

バスの運転手不足をただ騒ぐだけでは解決には至りません。私の考えでは、バスを利用しやすくするために、バス専用のスマホアプリを開発し、以下のように機能させます。
★バスアプリについて3つ
①乗り遅れや無駄時間の排除のために、バスの現在地をGPSで特定させる機能(時刻表もいらなくなり、運転手の負担が減る)
②バスポイントを発行し、ポイントをためると乗車料金に使えるようにする。
③支払いはスマホ決済でスイカとの連携をさせる。

★環境の改善としては以下の4つ
①運転手が不足しているのであれば、大型一種を持つ人が大型二種免許を取得する方法を見直す。従来の古臭い方法ではなく、簡単な路上教習と検定を導入し、取得費用を1万から2万円程度に抑える。(私自身、大型一種を持っていますが、費用対効果を考えるとためらってしまいます。)
②バスの停留所は高齢者が住んでいる地域とショッピングモール付近で増やす。
③バス停付近に自転車置き場を設置(シェアサイクルもいい)
④バス内の環境を改善(BGM流す、冷暖房を充実)

高齢者の事故が増加している中、バスの減便が続けば、免許を返納せずに運転を続ける高齢者が増え、車両事故の減少は難しいでしょう。このような対策を講じることで、バスの減便問題や運転手不足は改善に向かうはずです。

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