kei pataya

こんにちは!介護福祉士のkeiです! 今は介護とは無縁だけれど、いつか家族も年を取り、自分も介護が「ジブンゴト」になる日が来る…でも何にもわからないから不安…そんな人の「介護のゴカイ」を解いていきたいと思います!

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こんにちは!介護福祉士のkeiです! 今は介護とは無縁だけれど、いつか家族も年を取り、自分も介護が「ジブンゴト」になる日が来る…でも何にもわからないから不安…そんな人の「介護のゴカイ」を解いていきたいと思います!

最近の記事

「ぼけ日和」は、心があたたまる本でした。

長谷川嘉哉さんの原案を、矢部太郎さんが漫画化。 本の始まりは、物盗られ妄想の話。 知っていたら、義母にもっとやさしくできたのに、という方の言葉にはっとした、主人公のお医者様のつぶやきから始まります。 主人公のお医者様=認知症専門医の長谷川嘉哉さんが認知症の症状の進行を書いた「ボケ日和」を、矢部太郎さんがやさしいタッチのマンガを通じて、紹介していきます。 家族が認知症になる前に知っておいた方がいい事が、エピソードを交えながら紹介されていて、介護の現場では本当によくある話なので

    • 「親不孝介護」という発想で楽になる

      「親不孝」という呪縛 親の介護を考える時に「自分で親の面倒を見なければ親不孝だ」という思い込み、ありますよね。 むむっ? 施設に入所するとか、ヘルパーに来てもらうとか、誰かに親の面倒 を見てもらうのって、親不孝なんでしょうか? 「親不孝介護」(日経ビジネス)という書籍が出版されました。 著者の山中浩之さんは、編集者として「母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記」という本を担当された経験から、自分の親は大丈夫だろうか・・・と不安になり、新潟の一人暮らしの母の元へ行くと

      • 認知症って、アルツハイマーの事だよね!

        そもそも認知症とは、さまざまな病気により脳の機能に障害が起きて、認知機能が低下する事が原因と言われています。年相応の「忘れっぽい」「度忘れした」といった状況と、認知症の「物忘れ」は違います。曜日や時間の感覚がなくなる、物をどこに置いたのか忘れる、きのうできた事のやり方がわからなくなる、さらには、「ここにあったはずの通帳がないけど、あなた、盗ったでしょ!」な~んていう物盗られ妄想などが起こるのですが、これらは「アルツハイマー型認知症」によく見られる症状です。アルツハイマー型認知

        • 介護離職って、介護職の人が仕事を辞めちゃう事?介護のゴカイ③

          「介護離職」という言葉を始めて聞いた時は、「ああ、介護の仕事は大変だっていうから、介護職の人が仕事を辞めちゃうことを言うんだろうな」と勝手に思っていました。正しくは、「親などの家族の介護と仕事の両立が難しくなって仕事を辞めてしまうこと」です。 1年間に「介護・看護のために」前の職を離れた人の数は平成29年で約9.9万人です(総務省の平成29年就業構造基本調査)。これから先、さらに高齢者人口が増加していく日本においては、なんらかの対策がないかぎりは介護離職者はさらに増えていく事

          要介護状態の人はほとんど認知症が原因ですか?介護のゴカイ②

          「要介護状態」になる人って、認知症が原因の人ですよね?うちの親は、歩くのがずいぶん不安定になってきたけど、頭がしっかりしているから、介護認定なんて縁がない事ですよね。 それ、ゴカイです! 要介護者について、介護が必要になった主な原因についてみると、 1位「認知症」が18.7%と最も多く、 2位「脳血管疾患」が15.1%です。 脳血管疾患から脳血管型の認知症になる方も多いので、ここまではたしかに、認知の理由が要介護の理由となっている方が多いのですが、 3位には「骨折・転倒」

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          親が入院した。退院の頃お見舞いに行こう。介護のゴカイ①

          親が転倒して骨折したと連絡が来た! 70代後半とはいえまだまだ元気なうちの親。1か月入院するらしいけれど、足の骨折で特に手術も必要ではないとのこと。今は仕事も忙しいし、退院が近づいたらお見舞いに行けばいいかな。 NO!(のぉー---) 遅~い!それでは遅い、遅すぎます! まずは、親が独居の場合、入院にあたり、保証人が必要です。あなた以外に家族がいなければ、まずは行って保証人になって入院手続きをしなければなりません。特に、遠方の場合は、近くにいる親戚などを緊急連絡先として

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