自閉症児のおかげで走り続けている話
我が家の自閉症児の話をしましょう。前にやっていたブログをご存知の方もいらっしゃると思いますが、もうこちらではあまり細かい事は書きません。
我が家の長男は現在14歳。ニックネームはボビー。米国で自閉症児教育を専門とする学校で寮生活を送っています。発語はありますが会話にならない子です。自閉症療育先進国の米国でさえ普通の学校ではお手上げ、ちなみに医者もセラピストもお手上げレベルの自閉症です。
毎週末、寮から家に何時間か連れて来るのですが、その日はまず朝から家中の物を隠すところから始まります。それでも毎回大事件が起きます。
今日はシャワーカーテンのロッドを折られました。
それから私がパソコンの横に置いたコーヒーを机にぶちまけられました。パソコンは幸い無事でした。
我が家は学校やセラピストにトレーニングされた通りに淡々と処理し、笑顔で学校に送るという子育て技術を身に着けております。しかし一緒に暮らすのは困難です。
あ、そうだ。この前しばらく更新できなかった時は、なんと学校でネジを飲み込んでしまう事件を起こしました。夫が慌てて近くの病院に連れて行き、レントゲンを撮ってもらい、「お腹にコインとフォイルも入っています。今から救急に行ってください」と連絡来た時には、さすがに私も真っ青になり職場でぶっ倒れそうになりました。
半泣きしながら運転して現場に着くと心が救急隊員モードになります。実際、夫も私も看護師さんに混ざって一緒に働くんです。注射1つも大変な子ですから。
幸い全部無事排出されました。
良く言われます。
そんなんでどうやって生きているのか想像できないと。
自分たちでもよくわかりません。笑
が、今のところどうにかなっています。
今年もどうにかなりますように。
おかげさまで、やる事一杯、夢一杯です。
おまけでコロナ禍に描いたボビーネタつけときます。
今年もよろしくお願いいたします。
2020年、あまり面会できなかった頃の話。