HSS型HSPです
今回は私のことについて少し書いていこうかと思います。
私は物心ついた時から「死」について考えていました。
勉強も運動も、出来ないわけでは無いけど成績はパッとしない。
得意と呼べるものは何一つない子どもでした。
運動できる子や勉強できる子が羨ましい。
"何もない自分” を隠すかのようにわざと明るく振舞い、
おちゃらけて "わざと何もしない自分” を演じていたこともありました。
そんな自分が情けなくて、恥ずかしくて堪らなかった。
当時は自分がそんな気持ちだったことすら自覚していませんでした。
大人になった今、やっと当時の気持ちを言葉にすることができているけど、
今現在の自分の気持ちや考えを言葉にしろ、と言われたら難しいと感じます。
それほど自分の気持ちを言葉にすることが苦手です。
何一つ得意なものがない私は何をしてもうまくいかず、
むしろ何もしない方が迷惑をかけなくて済むのでは、と思い、
「死」を意識するようになりました。
誰かにいじめられていたわけではありません。
ただ、誰の役にも立てていない自分が情けなかったのです。
そんな中で、小中学生の女子特有の人間関係のいざこざを経験します。
学校は子どもにとっては初めての社会です。
優しくしたら優しすぎるから気をつけろと言われ、
少しドライに接すると冷たいよね、と責められる。
私にとってその小さな社会はとても息苦しかった記憶があります。
トラブルを避けながら生きる処世術を身に着けたのは良いけど、
いつだって苦しかったなあと思い出してしまいます。
社会人になり、その処世術でうまく生活していましたが、
やはり体は正直で、ストレスで限界になってしまいました。
頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、便秘、過呼吸。
健康が取り柄だった私がここまで体調を崩したことは初めてでした。
私自身、自分のお店を持つことは14歳からの目標でしたが、
具体的な時期は決めていませんでした。
友人に後押しされたことが大きなきっかけでしたが、
この体調不良も一つのきっかけだったな、と思います。
1人で全てやらなければいけない負担があるものの、
人間関係以上にストレスになるものはない、と思いました。
前職で人間関係に悩まされていたわけではありません。
ただ「この関係を壊さないように」と気を遣いすぎてしまったこと、
全て自分一人でやらなきゃ、と変に力をいれてしまい体調を崩したのです。
1人でお店を始めて気づいたことは、お客様の「ありがとう」の言葉で
こんなにも心が満たされるのか、ということです。
「私でも役に立てるんだ」というなんとも言いがたい高揚感と、
自己肯定感が高まるとはこういうことなんだと気づきました。
私はHSS型HSPです。
人とは少し違って生きづらさを感じています。
その感性や特性を理解したうえでサロン経営をしていますが、
やはり息苦しくなる時はあるのです。
そんな時はゆっくり一人の時間を取って好きな映画を観てみたり、
思いきり泣いてみたり、自然に触れたりしています。
今回自分のことを書いたのは
同じように生きずらさや息苦しさを感じている方がいて、
やりたいことがあるけど踏み出せない、勇気が出ない。
そんな方の背中を押せたらなあ、と思ったからです。
本当は自分の気持ちを書くのは苦手だし、恥ずかしい。
でもこんな私が一歩踏み出せたから、みんなも大丈夫だよ。と
伝えたかったからです。
スクールを始めたことも同じ理由です。
今の職場や環境が苦しいなら逃げ出せばいい。
でも逃げ出すのには大きな気力や体力が必要です。
大きく環境な変わることもストレスになります。
少しでも自分の経験が役に立てば、寄り添うことができたらと
心から思います(*^^*)