はす向かいの自然から~ときどき二十四節気・啓蟄から春分
はす向かいの屋敷林は今、梅や桃の花が散り始め、ぺんぺん草やからすのえんどうなどが蔓延る。
土の上にはすっかり緑の姿が増え、ちいさな草花たちが彩っている。
そうか時は草木や虫たちが動き出す啓蟄を迎え大きな節目、
春分へと向かっているんだな・・・
こんにちは。
東京杉並で、からだを整えるセラピストをしているサリーと申します。
都内の片隅ではす向かいの屋敷林という自然から体感した二十節気に、
沿ってみる暮らしについて書き留めてみたいとnote.始めました。
あれ?土の民に遭遇しない啓蟄
先週末、畑の土を耕しジャガイモの定植をしました。
父がメインで借りていえる都民農園の畑。
冬の間お休みさせていた土を耕すのは、本当に楽しい。
セラピストという職柄もあり土を耕し整えるのは、人のからだの滞りを耕し巡りよく整えていくのとなんだか似ているなとも感じています。
耕し進め、肥料をまく頃、はたと気が付いた。
あれ?土の民(と勝手に呼んでいる)に、遭遇しなかったような。
土をよいしょと失敬するといる、あのミミズや幼虫たちを見かけなかった。
そして今週の頭、今度はベランダガーデンの種まきや鉢植えの準備をしようと、お休みさせていた土をほじくり返してみる。
あれ、、またいない。
当たり前のようにいるダンゴムシやアリたちがいなかった。
そろそろ虫たちが動き出すのは、啓蟄過ぎての頃じゃなかったかしら~?
それとももっと後だったっけ。
自然の流れも春は様子見、ゆれるものなのね。
ちょっぴり寂しかったけど時期がきたらまた遭遇するでしょう。
同時にベランダガーデンの土はもうすこし多様性というなの活気が必要だなと感じ、
久しぶりに畑懐の土(土が熟成する)を取り寄せようと思い至ったのでした。
春は人のからだだって、不安定なのさ
春が始まり自然界の流れが広がりを見せる中、
人間界でも春の広がりにからだがゆるみはじめてウキウキ、ソワソワ。
さらに卒業シーズンや会社は決算などの時期。
終わりと始まりのはざまでゆらゆら。楽しみと希望と不安とが重なる今日この頃。
気温だって、ゆらゆら加減では負けていない。
なんて言ったって、三寒四温の時期だもの。朝と昼と夜との気温差たるや。
本当に昨日までは温かあったのに、今日さむっ!という見事なゆれ具合。
体調のバランスも崩しやすいこの時期、
うちの夫と娘は見事にその気温差にハマり、鼻水たらしております。
わたしはこの時期の気温差からくる冷えと、
からだがゆるみはじめるためにおこるイライラや不安の対策をぬかりなく。
・首のつくところを守る。
首はストール、足首手首はウォーマーを鞄に忍ばせ、ぞくっとしたら即装着
・春の苦みを食す。
大好きなパクチーが根っこ付きででまわり始めるので、もりもり食べます。他にはセロリーや山菜の天ぷらなどで春の味を楽しみます。
・好きないい香りでホッとする。
嗅ぐだけでホッとして元気になる精油は、この時期なによりも心の栄養と感じています。
オレンジやベルガモットにフランキンセンスやサイプレスなどを合わせて、ディフューザーで香らしたり、足湯に垂らしたりを楽しんでいます。
自分をこまめにいたわり、お彼岸から春分を無事に迎えて
来る桜のシーズンを、思いっきり味わえるように過ごしてたいものですね。
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