
「かたさ」それは、お産の大敵です:第2弾!
前回は、
体のかたさについて、
「大切な、
子宮をふわふわと柔らかくしましょう!」
とお話ししました。
今回は、
体全体の柔らかさです。
特に大切なのは、
何と言っても股関節です。

最近の産婦さんは、
本当に体が硬いです。
というか、
格差が大きいです。
個人差はありますが、
20代と30代、
そして40代では、
明らかに、
体の柔軟性が違っています。
また、
お産に前向きに、
取り組んでおられる方は、
ヨガやスイミングをしているなど、
体を整えることにも、
力を入れているので、
体の柔軟性が、
とても良いです。
ですが30歳を超えて、
なんの準備もしていない方は、
体の硬い方がほとんどです。

特に、
股関節の開きが悪いのは、
お産の時にはとても大変です。
お産の時に、
分娩台で脚を開く時に、
股関節が開かない方や、
脚を開いた途端に、
足がつる方が多いです。
分娩台で脚を開かなくても、
股関節が硬いということは、
それに連動している、
骨盤の動きも悪いことが多いです。
骨盤は、
言わずも知れた、
赤ちゃんの大切な通り道です。
できる限り、
赤ちゃんが通りやすいように、
柔軟に動いてくれて、
開いてくれる方がいいわけです。
さらに、
骨盤周りが硬いと、
会陰部の伸びも悪く、
会陰のお傷もできやすいです。

最近は、
和式トイレを使うことが、
ほとんどなくなり、
あぐらをかくこともなく、
日常生活の中で、
股関節を開く機会が、
ほとんどありません。
ですから、
ご自分で意識して、
体を柔らかく、
特に股関節を、
柔らかくしておく事が大切です。
股関節や骨盤周り、
会陰部などを、
どうやって柔らかくすればいいか
わからない方は、
「会陰にお傷を作らないための10の秘訣!」
の講座で、
出産場所では教えてくれない、
骨盤周辺を柔らかくする
とっておきの方法を
お伝えしていますよ
