痛みの原因(肉体編)
こんにちは!北海道札幌市でヨガ•ボディーワークを教えるconditioning salon ao代表の大本一徳です。
前回は、痛み原因についてざっくりと書きました。今回は肉体的なものが原因で出ている痛みについて少し書きたいと思います。
痛みの肉体的な要因は?
前回の記事で書いたように痛みの原因は、その部分の使い過ぎです。そして、使い過ぎている原因は、身体の中で使っていない場所があるからです!では、なぜ使わなくなるのを肉体的な要因から説明します。答えは簡単に言うと「赤ちゃんの頃に学習してくるのを忘れた」もしくは、「その部分の使い方を忘れた」からです。今回はこの二つについてお話ししていきます。
赤ちゃんは一人で歩くまでにたくさんのことを学習する
人の脳には、寝返りをして歩行するまでの動きを獲得するプログラムが組み込まれています。そのプログラムにより一年くらいかけて歩行することを獲得していきます。その獲得した動きが、人間が社会で生活していく中で必要な動きの基礎となります。赤ちゃんはそんな動きを獲得するために約一年間何度も何度もトライ&エラーを繰り返して動きを獲得していきます。ただ、その中で現代は特に便利な世の中になり色々な道具があったり、親のエゴで可哀想だからと赤ちゃんの動きを手伝ってしまったり、本来必要な動きを学習せずに育ってしまった子供が沢山います。そうするとどうなるか、学習出来なかった機能がないまま大人になり、学習出来なかった動きをどこかで代償(代わりをする)します。その代償した部分が過剰に使われ過ぎて将来的にストレスが溜まりその部分に痛みが生じます。
人は生活環境に適応して運動パターンをつくる
人に備わっている機能に運動学習というものがあります。これは運動を無意識でできるようになることです。具体的には、自転車に乗る練習をしている時は色々なところを意識していると思いますが、慣れてくると意識せずとも自転車に乗ることができます。これが運動学習です。
そのため、人は良くも悪くも生活環境に合わせて運動パターンを生成します。環境に応じて、決まった動きを繰り返すことになるため、その繰り返しにより同じ部分に負荷がかかり痛みとなります。
肉体的な要因(運動パターン)による痛みを解決するには?
では、肉体的(運動パターン)な痛みに対してら根本的に治すには何をするとよいでしょうか?答えは、「忘れていた動きを学習しなおすこと」「新たな運動パターンをつくること」です。すぐにできる対処方法は何かと言われると「いつもとちがう動きをすること」もっと具合的に言うと、いつもと反対の動きをすることです。つまり、いつも靴を履く足が右なら左から履く、スマフォを持つ手が左なら右に変えてみる、立っている時の軸足が左なら右に変えてみるなどいつもと左右を反対にしてみてください。自分にはどんな動きが必要なのかについて、もっと詳しく知りたい方は、動きの専門家に直接みてもらった方が早いと思います。
まとめ
人間には良くも悪くも運動学習という機能が備わっています。無意識的に運動できることは日常を快適にしてくれます。しかし、それがワンパターン化してしまうと逆に使い過ぎてるという弊害が生まれてしますこともあります。常に新たな動き、やったことのないことに挑戦していくことが大切だと思います。
終わりに
今回、お話しした運動パターンについて詳しく知りたい方や痛みの原因がわからないなどお困りの方は是非当サロンまでお気軽にご連絡ください。
conditioning salon ao 代表 大本一徳
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