ヘルシンキ旅行まとめ~ヨエンスーとの違い~
私は普段ヨエンスーという町に住んでいます。大学を中心として学生が集まる、いわゆるStudent townです。一方ヘルシンキは、フィンランドの首都で最大の都市です。
今回の記事では、1泊2日のヘルシンキ旅行で感じた、ヘルシンキとヨエンスーの違いを書きたいと思います。
たったの1泊2日なのでヘルシンキのことを十分に理解できていないと思いますが、ヨエンスー在住で国内旅行としてのヘルシンキ旅行というのがなかなかできない体験だと思うので、ぜひ初めての旅行で感じたことを残しておきたいと思いました!
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田舎者(?)、都会に圧倒される
電車から降りて真っ先に思ったのが「都会…!」
韓国(ソウル)、日本という比較的発展した街から来た私と友だちですが、完全におのぼりさん状態でした。(私は日本の田舎出身だけど、ソウルで20年以上育ってきた友だちはなぜ…?笑)
ヨエンスーにはない、もしくは町に一カ所しかない全国チェーンもたくさんありました。
スターバックスは約6年前から個人的に不買対象で、あまり興味がないのですが、ヨエンスーにはないので「都会だ〜」と思いました。
歴史を感じる建物とモダンな建物が混在しているのが良いな~と思いました。お店の数もとても多く、「ヨエンスーでは職を見つけるのが難しいので、多くの人が就職のためにヘルシンキに行く」というのにとても納得しました。
遠心力が感じられるトラムとバス
ヨエンスーでは乗る時に「Moi!」降りる時に「Kiitos!」と老若男女問わず言っているのですが、ヘルシンキではそれがなかったです!やっぱりヨエンスーは田舎なんだなと思いました。
そして、ヘルシンキにはヨエンスーにないトラムがある!!
バスもそうでしたが、全体的に大きめ(広め)かつ車体が長めでした。そして、車通りも人通りも多いのでこまめに止まったり、その分スピードが速かったりしました。
カーブでの遠心力がすごく、体が飛んでいきそうでしたが、人が多かったので押されて留まっていられました。うまくできてるな~と思いました。
乗車券は特にチェックしなくても良いようで、タッチパネルのない真ん中のドアから乗車している人もいました。この都会でも「信頼ベースの社会」なのは変わらなのだな、と思って感動しました。
Coolな街の人々
もちろんヘルシンキで出会った人々(店員さんや道ですれ違う人)も親切なのですが、ここでヨエンスーとの違いを感じました。
ヨエンスーでは、道ですれ違う人(そもそも少ない)が目が少しあっただけで笑いかけてくれたり、お店でも店員さんが何か一言付け足したり、よりアクティブに関わりを持とうとしてくれることがある印象です。
もちろん私たちが旅行者で顔見知りでないからという理由があると思いますが、ヘルシンキは人が多い分、ヨエンスーよりは様々な場面でスピード・効率重視なのかな?と思いました。実際歩く速度が2割増しくらい速かったです。
また、マッチングアプリをやっている友だちによると、ヘルシンキにいるユーザーは写真やプロフィールから、アメリカナイズされている人が多く見受けられたそうです。欧米で流行っている「こんがり日焼けして見えるスキンティント」をやっている方がいたりと、容姿をモテ市場に寄せようとしている人が多かったそうです。ヨエンスーにいるときはそのような人は見たことないから、驚いたといっていました。
街中にはファッショナブルな人が多かったです(ヨエンスーにも素敵な服装の人はいますが、防寒重視の服装も多い)。観光客も多く、情報も物もたくさん手に入る街だからかなと思いました。
まとめ
素敵な図書館Oodiがあったり、美術館や公園、教会など見るものが近い距離感でたくさんあるのがとても良いな~と思いました。買い物ができる場所もヨエンスーとは比べ物にならないくらいありました。その一方で湖があったり、木々があったり、自然にも近いという点が良いと思いました。
旅行を通してヘルシンキの魅力を感じた一方で、改めてヨエンスーの魅力を再発見することもできました。買い物できる場所は圧倒的に少ないものの、勉強をするには適切な環境だと思えました。今のライフシチュエーションには完璧にフィットしています。
今度ヘルシンキを旅行するときは、美術館巡りがしたいです!