見出し画像

AIがあっても英語は必要?

カリフォルニアで新生活を始めてから早4か月。生活をイチから立ち上げる忙しさが落ち着いてきた今、心に浮かぶのはたった1つの願いーー

もっと英語が話せるようになりたい!

渡米直後はあまり意識していなかった英語の重要性。今になってその必要性をひしひしと感じている理由について、ここで少し振り返ってみたいと思います。


AIが助けてくれる?英語を使わない暮らし

正直に言えば、渡米当初は英語ができなくてもそれほど困ることはありませんでした。理由は簡単です。

翻訳ツールがあるからです。

ChatGPTやDeepLのおかげで、学校の手続きから銀行口座の開設、クレジットカード作成、さらにはネットショッピングまで、すべてを日本語に翻訳さえしてしまえば比較的スムーズに行うことができました。カフェの注文もモバイルオーダーやタッチパネル、スーパーはセルフレジ。これらの技術のおかげで、英語が必須という場面は意外と少なかったのです。
「AIがあれば英語は必要ない」と錯覚してしまいそうなほど、今の世の中は本当に便利!

人と繋がる楽しさが教えてくれた英語の必要性

しかし、4か月も経つと状況が変わりました。少しずつ知り合いや友達の輪が広がり、「もっと聞きたい」「もっと話したい」という気持ちが強くなってきたのです。
例えば、こんな場面ーー

  • 新しく出来たカフェに一緒に行こうと誘われた

  • 学校で子どもたちのアクティビティにボランティア参加することになった

  • 家族で自宅に招待されて一緒に夕飯を食べることになった

これらのシーンでは、翻訳ツールを取り出す暇がありません。

自分の言葉で想いを伝えたい、相手の話をもっと深く理解したい。そんな気持ちが日に日に強くなっています。

リアルな会話で葛藤まみれになった日

つい先日も、こんなことがありました。
息子と同級生の子の親御さんからプレイデートに誘われ、ご自宅にお邪魔したときのことです。

彼女が話してくれたのは、シリコンバレーでの住宅購入についてでした。

“ここの家は7年前に購入してフルリノベーションをしたんだけど、工事で出るゴミの処理代が本当に高くて予算をかなりオーバーしちゃった。それでもどんどん地価は上がっているから、あの時に無理してでも買って良かったと思う。ただ固定資産税だけで毎年車が買える金額が飛んでいくの!もう共働きでないと無理。建物の価値も下がらないし、ここ数年税率もどんどん上がっているから、定年後は住み続けられないかもしれないって思う、、。住宅ローンと固定資産税を払うことを考えたら、賃貸の方がだいぶ安く済んだのかもしれない。”

これを聞いたときの私の頭の中には、追加で質問したいことが山ほど浮かんできました。ファイナンシャルプランナーとしては、突っ込みたいこと、知りたいこと、確認したいこと満載!

でも、適切な英語がすぐに出てこない。聞きたくても聞けない、話したくても伝えられない…

この感じは、せっかく船を漕ぎ出したのに、オールが折れて前に進めないような、絶望的なもどかしさがあります。

AIでも越えられない壁

AIのおかげで多くのことが簡単に解決できるようになりましたが、リアルな会話の中でAIに頼ることはできません。というか、頼って会話していたら面白くない。

やっぱり自分の言葉で話せる力が必要です。

そして自分の考えを英語で表現できるようになれば、交流できる相手が世界中に広がります。異文化との交流が広がれば、自分の常識が一気に覆るような面白い視点を知ることもできると思うのです。それってすごくワクワクしますよね!

新しい世界を切り開く「英語」というツール

「AIがあるから英語は必要ない」と言い切ってしまうのは簡単です。しかし、人との繋がりを深めたい時、やはりツールでは補いきれない部分が多いのではないでしょうか。

英語を話せるようになることで、新しい世界が広がるのは確実です。人と話し、学び、共感し合う喜びを、私は味わいたいと思っています。

そんなわけで今、英語学習へのモチベーションが自分史上最も高まっています!
どんな方法で勉強しようか、色々と考えているところです。もしおすすめの方法があれば、コメントでぜひ教えてください!

いいなと思ったら応援しよう!

サリー🇺🇸夜な夜なシフォンケーキを焼くFP
いただいたサポートで、私が米国で生き延びられる日数が増えます。ありがとうございます!