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ハロウィンナイトは、スティーブ・ジョブズ邸へ

渡米して初めてのハロウィンを経験しました。

初めてなら一番有名な場所に行こうと、スティーブ・ジョブズ邸でのハロウィンイベントに参加してみることに。
事前情報では、当日は周辺が通行規制され、駐車場もすぐ埋まるとのことだったので、早めに準備を整えました。

イベントが始まるのは暗くなってからなので、通常は18時ごろからスタートのようですが、私は小学校に子どもたちを迎えに行った後(すでに朝から仮装姿
)その足で向かい、16時過ぎには到着しました。
おかげで比較的近い場所に駐車することができましたが、開始の2時間前だというのにすでに40〜50人ほどが並んでいて、その人気ぶりに驚きました。

列に並んでいると、目の前には夢のような光景が広がっていました。

まるでディズニーランドのアトラクションのように精巧で、本物のかぼちゃがくり抜かれたランタンにはロウソクが灯され、細部まで丁寧に仕上げられています。特殊メイクを施した役者たちがゾンビや怪物に扮し、スモークが焚かれ、音響もバッチリ。並んでいるだけでもワクワクしてくる演出が随所に施されていました。

お菓子の配り方も凝っていて、古びた小屋の出窓の前で、子どもたちにはふわふわの巾着袋に詰まったお菓子が、一人ずつゾンビから手渡されます。
スティッチの仮装をした子どもが、全身緑色のゾンビに「キミ、おいしそうだね〜食べちゃいたいな」と身を乗り出して言われ、真顔で後ずさりしていたのには、思わず笑ってしまいました。

周囲の家々も負けておらず、ある家では生バンドが演奏を始め、また別の家では巨大な骸骨が動き出したりと、まさに「ハロウィンワールド」が広がっていました。

  毎年ここまでの装飾をして、この後どこに片付けるのだろう?

そんな現実的な疑問がふと浮かびましたが、すぐに「アメリカの人々はそこも含めて楽しんでいるのかも」と思い直しました。

この真剣そのもののハロウィンを体験できたことは、私にとって大きな発見でした。大人もこれほど本気で装飾に力を注ぎ、演出や仮装を楽しむ様子を見て、羨ましいほどのエネルギーを感じました。

来年は私も念入りに仮装して、このハロウィンの熱狂に本格的に飛び込んでみようかなと思ったのでした。


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サリー🇺🇸夜な夜なシフォンケーキを焼くFP
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