Vol.61 食の安全
日本のモノづくりの強火サポーター、愛社精神育成コンサルタント 中小企業診断士の足立早恵子です。
読んで頂いてありがとうございます。
新米が出て来たことで「令和の米騒動」も一段落の様相を見せた昨今ですが、米不足はそれ自体が食べられないという以上のリスクがあることをご存知でしょうか?
新米が不足すると備蓄されている古米が流通することになりますが、その古米を新米のごとく見せ、味あわせる精米改良剤というものがあります。
こちらは加工助剤なため表示義務がなく、消費者にはわからないようになっています。
しかし、それには合成甘味料のソルビトール、古米を割れにくくするためのリン酸塩、古米白くするために使われるプロピレングリコールなどの人体に有害と言われる添加物が含まれています。
プロピレングリコールは100%石油由来で、わかりやすく言うとプラスチックです。
想像しただけで恐ろしいと思うのは私だけでしょうか?
こうした精米改良剤が使われているお米が直接消費者に販売されることは現時点ではほとんどないようですが、外食やお弁当などは要注意でしょう。
そして、米不足が進めば、店頭で売られる古米もそうした加工が施されたものが出て来る可能性も否めません。
私達の身体は食べたもので作られます。
食べ物を巡る情勢に無関心でいると、自分や家族の健康に関わる事態に陥る危険性もあります。
安全なものを選んで、健康に過ごせるように心がけたいと思います。