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Vol.21 一喜一憂しない。でも、備えあれば憂いなし
売上倍増計画をプロデュースするヒット商品サポーター 中小企業診断士の足立早恵子です。
読んで頂いてありがとうございます。
昨日は日経平均株価が4451円も下落し、1987年のブラックマンデー時以上過去最大の下落幅を記録しました。
それを受けてテレビや新聞などオールドメディアは大騒ぎらしいです。
私は元新聞記者という経験からメディアの裏側を知っているので、そうしたマスメディアの情報にはあまり関心はありません。
彼らは目に見えた事象をセンセーショナルに報じるだけなので…。
ということで、我が家にはテレビがなく、新聞も取っていません。
情報はもっぱらインターネット頼みですが、それでもたぶんテレビや新聞の報道だけを見ている人よりも世界の状況を詳しく把握している自負はあります。
昨日の日経平均株価の大幅下落は、7月31日に日銀が追加の利上げに踏み切った上、植田総裁がさらなる利上げの可能性を会見で述べたことに端を発します。
つまりは言葉一つで過剰反応した結果。ということは、揺り戻しがあるだろうと思っていたら、今朝は早速3400円以上の過去最高の上昇幅を記録したとのこと。
やっぱりな!です。
メディアに踊らされて一喜一憂する必要などないのです。
はっきり言って、俯瞰的かつ長期的な視点があれば、「また言ってる」ぐらいにしか思えない報道です。
とはいえ、ドルを巡る情勢はかなり深刻で、その価値が今度どうなるかは不透明です。
アメリカ国内の情勢もかなり緊迫したものがあるとも言われています。
また、中東情勢もかなり危機的な状況であり、少なくとももうずいぶん前からホルムズ海峡が封鎖されているとのことで石油資源がどうなるのかも不安です。
これらの情報はメインストリームメディアが報じていないので、人によっては陰謀論と一笑に付されるものです。
でも、そういう話があるというのも事実。
備えあれば憂いなしでしょう。
特に、経営者はメディアを盲信することなく、あらゆる角度にアンテナを張りリスクに備えることが大事だと思います。