Vol.70 領空侵犯のワケ
自信を持って自慢できる会社創りを支援、愛社精神育成コンサルタント 中小企業診断士の足立早恵子です。
読んで頂いてありがとうございます。
昨日、ロシアの哨戒機が北海道礼文島北方の日本領空を侵犯し、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル発進しフレアによる警告をしたそうです。
フレアの使用は領空侵犯に対する措置としては初めてらしいですが、哨戒機の領空侵犯が3回に渡り、爆弾倉ハッチを空けた状態そうなので適切な措置ですね。
しかし、爆弾倉ハッチが開いていたのはおそらく潜水艦を探知するソノブイを投下したか、あるいは投下しようとしたのでしょう。
だとしたら、ターゲットは潜水艦ということになります。
当然のことながら、我が国の海上自衛隊が保有する潜水艦はロシアにとって脅威ではありません。
彼らが脅威とする潜水艦は日本以外の国が運用している艦ということでしょう。
それは同盟国のものかもしれませんが、ロシアの領空侵犯は日本の領海を他国の潜水艦が航行している可能性も示唆するものです。
そういう事態を聞くにつけ、軍事衝突ということが対岸の火事ではないことを感じます。
備えあれば憂いなし。
地震や台風などの自然災害だけではなく、そういったことも想定して危機管理をして行く必要があると感じます。