Vol.97　出社回帰

自信を持って自慢できる会社創りを支援、ヒット商品サポーター、愛社精神育成コンサルタント　中小企業診断士の足立早恵子です。
読んで頂いてありがとうございます。

今日の日本経済新聞の1面に「日本企業も出社回帰の波」という記事が掲載されているそうです。
コロナ禍ですっかり定着したリモートワークでしたが、「疫病流行下の非常事態」という状況が終わり、社会が平常運転に戻ったことで一定の役割を終えたということでしょうか。

【10/21 #日経_朝刊1面】
日本企業も出社回帰の波　オフィス需要堅調https://t.co/pkY78sZM0h

サントリーは2021年に導入した在宅手当を廃止しました。専門家は「データ整理など定型業務は在宅勤務が適している」と指摘、仕事内容に応じた使い分けを促します。 pic.twitter.com/9JcXFlhYhg

— 日本経済新聞 電子版（日経電子版） (@nikkei) October 20, 2024

しかし、記事中の「生産性を高めようと」という行には疑問を感じます。
従業員が出社したからといって生産性が上がるわけではないでしょう。
社会の状況に合わせて臨機応変に対応するのは良いことだとは思いますが、個々で事情の違う企業が右向け右、左向け左と足並みそろえることに違和感を覚えるのも事実です。
中小企業においては「大手がこういう傾向だから」と引きずられるのではなく、自社に合った勤務体制を確立した方が生産性は上がるはずです。