「自分」「他者」への向き合い方 アイムベリーベリーソーリー感想
こんにちは。しおと申します。
今回はシャニマスのイベコミュ「アイムベリーベリーソーリー」の感想をまとめていきます。
私はこのコミュ読み終わった後、こうなりました。
みなさんは読み終わった後、どう思いましたか。
よくわからないとは言ったものの、良い映画を見終わったあとの充実感があり、気持ちの良い余韻を感じたのは確かです。
この感覚が何なのか整理する為にも、記事にしていきます。
はじめに
まず、構成を大きく分けると、以下の3つになります。
1.恋鐘が出演するゲーム
2.お花屋さんでの職業体験
3.SHHisの練習
上記構成の内容を整理した後に、自分の感想をまとめていきます。
1.恋鐘が出演するゲーム
プレイヤーは「あい」を集めてアイテムと交換し、寡婦に届け、代わりに「あい」を貰う。寡婦は何かを探しており、そのアイテムを届けたらクリアという内容です。
彼女が探していたのは「貝殻」でも「木いちごのジャム」でもなければ、「セミの抜け殻」でもありませんでした。
それは「彼女が彼女自身を愛する心」です。
やりたい事が出来なかった人生の後悔と、夫を死なせてしまった罪悪感を感じた、夏に失った心そのものでした。
2.お花屋さんでの職業体験
真乃、摩美々、霧子、智代子の高校生4人が、宣伝やイベントではなく文字通り職業体験を行うパート。
仕事を通して、お花を届ける事は、ステージで心を届ける事、と同じだと学びます。
フラスタの件では、にちかの言う通り、そこまでする必要のない手伝いを率先して行います。誰かの心に届くように、ステージみたいに。
そこまで行う理由として
「そういうふうにしたら、自分が嬉しいっていう、だけかも。」と真乃は言いました。
廃棄する花を折るシーンで
「どこへ行って…どんなふうになっても…綺麗で居られるように…自分で…励ましてあげなきゃ…」という霧子のセリフも印象的でした。
3.SHHisの練習
美琴はトレーナーのアドバイスもあり、にちかの基礎練習の指導を行います。
基礎練習はうまく教えてあげるというより、「付き添う」ことに尽きる。
それは、つまり「愛」だと。
不器用なりにも真面目に指導する美琴にも、「愛」があることが、明示されました。
ただ、そこに気づけるかどうかか今後のSHHisの問題かもしれません。
まとめ
今回のコミュの各構成から
「自分自身を大切にする重要性」
「人の為に何かをすることは、自分を幸せにすることにつながっている」
「みんながだれかの"愛"によって支えられて生きている」
というメッセージを感じました。
今、自分がこうやって感想を書けているのも、親から命を授かり"愛"を持って育てられできたから。
美味しいご飯が食べられるのも、それを作る生産者の方や販売店の方が働いてくれるから。
考えればキリが無いほど、私たちはたくさんの誰かの”愛”によって支えられて生きています。
それらが当たり前にあるという感覚に陥りがちですが、だれかからの愛が届いていると意識的に気付けるかどうかが重要だと思います。
これからはだれかに頂いた時間も愛も、ちゃんと幸せになって返そう。そう思わさせてくれた素晴らしいコミュでした。
だからシャニマスは面白いんだよなあ。
追記
無意識でもこういう事を理解している恋鐘が、アンティーカのリーダーで良かった。