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有名SaaSのファーストビュー施策まとめ2024年ver.
こんにちは、セールスリクエストのnote編集部です。
BtoBマーケティングにおいて、ランディングページ(LP)のファーストビューがコンバージョンを左右するといっても過言ではありません。
様々な会社が最大限の効果を上げるために、工夫を凝らしたLPを展開しています。
今回は有名SaaS70社のLPを調査して、ファーストビューで行っている様々な施策(ファーストビュー施策)をカテゴリー分けしてまとめました。
※2021年版が好評だったので、新バージョン版となります
LP施策の担当者様はファーストビュー改善の参考にしていただければ幸いです。
対象LPのURL、70社分をリスト化したので、よろしければそちらもご活用ください。
フォーム露出
近年、Webマーケティングにおいて「フォーム露出」が注目されています。
従来の「ファーストビューCTA→申し込みフォーム」導線設計とは異なり、ファーストビューに直接申し込みフォームを表示することで、より積極的なコンバージョン獲得を目指す手法です。
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コンテンツ露出
ファーストビューにコンテンツを露出する戦略も注目されています。
これは、有名CMや導入事例インタビューのような、強力なコンテンツへの誘導を図るものです。
この施策は、コンテンツに自信を持つ企業にとって効果的です。
ユーザーはファーストビューで興味を引かれるコンテンツに触れることで、サイト全体への興味を高め、更なる行動を起こす可能性が高くなるからです。
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インタビュー記事ページの導線があります
ダッシュボード・デモ画面訴求
ダッシュボード機能やUXが充実したサービスでは、ファーストビューの半分ほどをUI画像に使い、具体的な機能イメージを強調しています。
これは、顧客のUIへの関心が高いことを示しており、魅力的なダッシュボードを提示することで期待値を高め、成果につなげやすいと考えられます。
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導入企業ロゴ訴求
まだ新しいサービスほど、顧客は実績という安心材料を求めます。
特に、新興SaaSにとって、「新しいサービスだけど、多くの有名企業が使っている」という訴求は非常に重要です。
そこで有効なのが、ロゴ訴求という施策です。
自社のサービスを利用している有名企業のロゴをホームページやパンフレットなどに掲載することで、顧客の信頼を獲得することができ、ブランドイメージ向上にも繋がる効果があります。
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No.1訴求
第三者機関の調査による「No.1」というお墨付きをファーストビューで打ち出す施策は、お客様に強い信頼感を与えます。
「No.1」という明確な数字は、業界における一定の地位を築いていることを示し、お客様の安心感につながります。
アイコン利用はもちろん、メインコピーに含めるとより印象を強められます。
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エビデンス訴求
「No.1」という称号は確かに魅力的ですが、ユーザーにとって真の説得力を持つのは、具体的な実績です。
導入企業数や導入効果を数字で明示することで、顧客の関心を高め、購入を後押しすることができます。
具体的な数字を盛り込むことで、エビデンス訴求はより説得力のあるものになり、ユーザーの購買意欲を高めることができます。
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施設導入数が載せられています
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継続率・満足度が載せられています
アワード・認証訴求
アワード受賞や品質保証機関による認証の取得は、ファーストビュー訴求において有効な施策です。No.1訴求と同様に、第三者による評価を得ることで、自社の権威性を高める効果があります。
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イラストデザイン
情報過多の現代、Webサイトも簡潔にメッセージを伝えることが重要です。
イラストデザインは、情報量を抑えつつも訴求力を高めるのに最適な手法と言えます。
写真に比べて情報量が少ないため、デザイン次第で安っぽく見えにくいという特徴があります。
また、伝えたいメッセージをより明確に打ち出すことができます。
イラストのタッチやテイストを変えることで、ターゲット層に合わせた親しみやすい雰囲気を演出できます。
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動画訴求
ファーストビューに動画を置くことでインパクトのあるアイキャッチ効果が期待できます。
動画の内容によって様々な訴求を盛り込むことができるので、静止画やテキストのファーストビューよりも高いアピール施策が可能となります。
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タレント訴求
タレントを起用したCMは、ファーストビューからタレントを前面に押し出すことで、高いインパクトと記憶定着というメリットがあります。
実際に、「有名タレントを使っているから安心感がある」という顧客の声も聞かれるように、権威性向上にも効果的です。
しかし、一方で「何のサービスなのか分かりにくい」というデメリットも存在します。これは、タレントの存在感が強すぎて、サービスそのものの情報が伝わりにくくなってしまうためです。
効果的な活用には、タレントの魅力とサービス情報のバランスをいかに取るかという点が重要になります。
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電話番号CTA
一部のSaaSではファーストビューに電話番号を掲載しています。医療機関や中小企業など、ITリテラシー低めなターゲットに配慮した施策です。Webよりも電話での問い合わせを好む属性は意外と多く存在します。顧客理解にもとづいたファーストビューは素晴らしいですね。
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ポップアップ
特に見てもらいたい資料を画像付きで表示したり、アテンドのためのチャットボットが表示される企業が増えている印象です。
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大きめのポップアップで資料DLのCTAをおいています
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画像付きのチャットが表示されます
商品露出
潔くダイレクトに商品を並べており、何をやっているのかが具体的に伝わります。
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まとめ
今回は約70社調査した中から、特に気になるLPのファーストビューをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
各社がファーストビューをいかに工夫をして、コンバージョン率のアップに注力しているかがわかりました。
本記事で紹介した以外にも、検討や工夫をするべきポイントは数多くあります。
LP制作やコンバージョンアップのための新しいセオリーやテクニックも次々と生まれているので、たくさんのLPを定期的にチェックし、ファーストビュー改善の参考にしていきましょう。
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