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下剋上の果てにみえるものとは?
「販促と営業にきたしごとは、
まずはシンヤに打診しろ。
シンヤの予定がつまっていたら、
ほかのプロにふれ」
2000年をむかえる前年には、
おおきなラケットメーカーの
上層部が部下に
お達しをだしました。
事実上、「下剋上のたっせい」
とあいなったわけです。
■いまや、老若男女を問わず。
どの年代、どのレベルの
テニスプレーヤーも、
みんながわたし(田中)に
習いたがります。
(理由は、また今度に
お話をいたします。
けっして、けっして、
自慢ではないことだけは
つけくわえておきます。)
■なぜ、話をおさえるのか?
それは、あなたに
聞いていただきたい
「下剋上の果てに
みえるものとは?」
このお題があるからです。
■しごとが全部
わたし(田中)ファースト
になったからといって、
それで満足なんか
していられません。
それだけ人気があるなら、
「とうぜん、賃上げの請求だ。」
このような気持ちになるからです。
■3年まえとは事情がちがいます。
バブル崩壊なんのその。
「いま上げないで、
いつ上げるんだ」
とばかりに、
契約交渉をはじめます。
■ところが、ここには
おおきな障壁があります。
会社が大きいため、
規約がきびしいのです。
「現役を引退した
プロに支払う額は○○〇万円」
ときまっていたのです。
■まずは販促の取締役と
部長のせったいからです。
恵比寿にある
有名なおそばやさんを予約。
(今はお引越しをされ、
ありません。)
その後は、ウェスティン
ホテルのバーを予約。
(革張りのイスを整えた
テーブル席を用意します。)
■2段がまえの接待に、
さすがの取締役や部長も
わたし(田中)のはなしの
腰を折ることはできません。
その場で、契約金のアップを
勝ち取ることができたのです。
翌年も契約金のアップに成功。
(今度は、社内の会議室での
契約更改となりました。)
■で、4年目。
3年でいちおうの下剋上は
おわりをとげました。
なぜなら、
お相手も会社である以上、
契約金のアップにも限度が
おとずれたからです。
■「えっ?
これで下剋上の果てに
みえるものもおわり?」byあなた
いえいえ。
とっておきの小話をひとつ。
上げることができなければ?
下げればよいだけ。
4年目のわたし(田中)は、
契約金はそのままに。
年間80日の契約日を、
20日に減らしたのです。
■はい、今までで
最高の契約金アップです。
なぜなら、けずった60日を、
わたし(田中)は他の
しごとにつかえたからです。
「下剋上の果てにみえたもの」は
いかがだったでしょう。
とうぜんながら、わたし(田中)
いじょうの強者がいることは
承知の上です。
■とはいえ。
「上述されたところには
これからいく」
という方もいるでしょう。
そんな方にすこしでも
お役に立てたなら本望です。
応援しています。
追伸:お時間のあるときに、
メンバーシップ内にある