#19 誤前提暗示
プライベートや仕事で日程調整をする機会ってよくありますよね?今日はお互いにストレスなく調整をする1つの方法として、誤前提暗示を解説します。
では、さっそく誤前提暗示の説明をします。
誤前提暗示とは?
誤前提暗示とは『二者択一話法』とも呼ばれ、2つの選択肢を作ることで相手がスムーズに答えやすくする方法です。
誤前提暗示の具体例
まずは2つの例を見て頂きます。
Q1.あなたの趣味はなんですか?
Q2.休日はインドア派ですか?アウトドア派ですか?
どちらの質問が答えやすいですか?
上記の事例ではQ2の方が答えやすい方が多いと思います。
『Q2は選択肢があることがあるから答えやすい』
これは当たり前のように思われたかもしれませんが多くの方はQ1のような質問をするものです。
Q1のような質問は時間稼ぎには良いかもしれませんが、漠然とした質問は答えづらく、相手は答える事に対する負荷(ストレス)がかかってしまいます。
誤前提暗示の活用方法
誤前提暗示を活用する方法は、
『二者択一の質問をすること』です。
別名の通りですが、日程調整する際を例えに考えてみましょう。
友だちと日程するのであれば『調整さん』などのスケジュール管理ツールを使えば良いですが、仕事上はそうもいかないことも多々あります
そんな時には二者択一で
「○月○日と△月△日でしたら比較的、時間に余裕があるのはどちらでしょうか。」
と尋ねてみて下さい。そうすることで相手はどちらかの選択肢から選ぶことができるため、回答が容易になります。
相手の本音を聞きたい
また、相手の本音を聞きたい時にも誤前提暗示は効果を発揮します。例えば2つのプランについて話をしていて、相手がどう思っているのかを聞きたいとします。
その際には「もし、実際にやってみるとしたらどちらが良いですか?」と聞いてみてください。
すると
①二択のうちどちらが良いか
②なぜその選択肢を選んだのか
を勝手に相手は話してくれます。
まとめ
#19 誤前提暗示 いかがでしたでしょうか?
もし選んで欲しい選択肢が決まっているのであれば、印象に残りやすい2つ目の選択肢として聞いてみて下さい!(新近効果)
寒くなってきましたが、元気にやっていきましょう!
では、また次回。